お財布機能・振込機能から見た銀行比較

貯蓄による資産運用機能が期待できない最近の銀行では、別の観点で使う銀行を選ぶ必要がありそうです。そこで今回は、最近自分がどういう機能を銀行に求めているかを考え、それに基づいて銀行の比較をしてみました。
最近銀行を利用するのは、夜間・休日におけるお財布機能と、振込み機能です。つまり言い換えると、夜間･休日でも手数料がかからないこと、振り込み手数料が安いことが基準というわけです。なにせ105円の手数料を取られるだけで、利息が吹っ飛んでしまう時代ですから。
候補は次の4つの銀行です。
銀行名入金手数料出金手数料振り込み手数料
ジャパンネット銀行5万円以上の入金は無料。

5万円未満の入金は、
三井住友銀行のATM、am/pm設置のATM(＠Ｂ∧ＮＫ)、コンビニATM E-net(イーネット)のいずれかで月間1回は無料、それ以降は157円。
郵便局のATMは、平日8:45〜18:00、土曜日9:00〜14:00では262円、それ以外では367円。

 三井住友銀行のATM、am/pm設置のATM(＠Ｂ∧ＮＫ)、コンビニATM E-net(イーネット)では157円。ただし、利用状況により最大6回まで無料。
郵便局のATMは、平日8:45〜18:00、土曜日9:00〜14:00では262円、それ以外では367円。ただし、利用状況により最大6回までそれぞれ105円、210円ですむ。
いろいろ複雑ですが、無料なのは郵便局のATM以外で、月1回だけ、と憶えておくほうが確実かも。		インターネット利用の場合、自行内の口座なら52円(リアルタイム入金)、他行宛なら3万円未満168円、3万円以上262円。
アイワイバンク銀行7:00〜19:00は無料、それ以外は月3回まで無料、4回目から1回ごとに315円。7:00〜19:00は無料、それ以外は105円。インターネット利用の場合、自行内の口座なら52円、他行宛なら3万円未満210円、3万円以上420円。
ただし、自口座から振り込むということは、別途自口座の出金手数料がかかるらしい。わざわざ「（別途所定のATMご利用（お引出し）手数料がかかります。）」と書いてあるので。
イーバンク銀行イーバンクカードニコスなら無料。イーバンクカードニコスなら月5回まで無料、それ以降200円。自行内は無料。他行宛は160円。
新生銀行アイワイバンク銀行、郵便局のATMの場合無料。キャッシュバックにより実質無料。インターネットの場合、自行内は無料、他行宛は月5回までキャッシュバックにより実質無料でそれ以降300円。

こうやって見ると、新生銀行がいいように見えますが、多分このサービスは長続きしないでしょう。それまでは目いっぱい利用させてもらうべきかな。どれも当面口座手数料がかからないようですから、すべて口座を開設しておいて、できるだけ送金者と受け取り者が同じ銀行を利用するように心がける必要があります。

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