忘却にコースセット

チャコティ副長>ドクター、恐ろしい仮説を思いついた。

ドクター>なんです、深刻な顔をして。

チ>最近艦長は健康診断を受けていないな。

ド>私も困っているんです。艦長はいつも忙しいといって受けてくれない。

チ>もしかすると、ドクターはアンドロイドではないのか?聞いたところによると、サイバネティックス権威のスン博士は検査にも引っかからない人間と寸分違わないアンドロイドの製作に成功したと聞く。

ド>そんなばかな。

チ>そういえばパリスも反抗的すぎる。もしかするとカーク船長やシスコ司令官もいったという並行宇宙の住民が入れ替わっているのかも。

ド>まさか。

チ>ハリーだって、昔は左利きじゃなかったか?まさか転送事故で発生した鏡像体では。

ド>そんな。

チ>トゥボックだって、律儀すぎないか?まさかDS9のオドーみたいな流動体生物では。

ド>あの。

チ>おれももしかしたら以前デーモン型惑星で遭遇した流動生命体が変化したものかも。

ド>副長。

チ>君だって、もしかしたらもしかしたら魂のないただのホログラムかも…

ド>ちょっと妄想たくましすぎますよ、副長。最後のだけ、半分あってますが。わたし、魂ないんですかね。

チ>ん?すまん。

♪ちゃんちゃん



●戻る