ナポレオンのバリエーション

ナポレオンは、私の記憶している限り、もっともバリエーションが多い、あるいはローカルルールの多いトランプゲームです。以下にそのバリエーションをまとめておきます。

カードが切れていて台札とは違うスーツのカードを出すときは裏返す／表のまま。（トランプの本では表のままさらして出すように書いてあったと記憶しているが、裏にすると、特に後半でカード枚数のカウントが厳しくなってきたときに裏返したカードが切ってきた（切り札を出した）かどうかを判断しなければならず、非常にスリリングになる。）
カードの強弱
- オールマイティにのみ勝てるハートのクイーン。（「よろめき」という）
- 切り札請求のジョーカーが、／正ジャックも含めて勝つ。／正ジャック以外の切り札には勝つ。
- 正／裏ジャックはセイムツーに勝つ／負ける。
ジョーカーはセイムツーを破る／破らない。（破っても勝てるわけではない。）
クローバーの３は台札で出したときだけジョーカー請求。
宣言しないでナポレオン軍が２０枚全部とると負け。
ジャック３枚持っているときナポレオンにならなければ切り直し。（「ジャック３枚切り直し」という。）
絵札が１枚以下なら切り直し。（「絵札１枚切り直し」という。）
ビッドが終わった後にとる３枚の中に副官指定札が入っていた場合、宣言数を２枚上げて副官指定を変更できる。（「副官交換」という。もちろん、そのまま黙って続行してもよい。その場合「独裁」という。）
ビッドが終わった後に３枚とった後、宣言数を３枚上げて切り札を変更できる。（「切り札交換」という。）
ビッド時の最低はプレイヤー５人の時１３枚、４人の時１５枚。（これは普通？）
初回はセイムツーとジョーカー請求は無効、ジョーカーは出せない。
切り札がクローバーの時ジョーカー請求はスペードの３。
裏ジャックは隠せる／隠せない。（隠すというのは、台札でそのスートを請求されても出さなくてよいというもの。）
ノントラ（切り札なし）の時ジョーカーは絵札請求／スート指定。

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