STAR TREK THE MAGAZINE

STAR TREK THE MAGAZINE JUNE 2000 VOLUME 1 ISSUE 14

スタートレック・ザ・マガジンも14冊目となりました。どこまでネタが続くのかわかりませんが、毎回読みごたえのあるものばかりです。では、簡単に2000年6月号の内容を紹介しましょう。
  1. 今月の登場人物:チャコティ副長役のRobert Beltranインタビュー
     でも、まだスーパーチャンネルの放映はやっと第2シーズンが終わったところなので、スポイラーが怖くて読めません。
  2. 今月の技術情報:
    1. C型エンタープライズ 設計図と乗務員
    2. TNG時代の艦隊ユニフォーム
    3. 24世紀のロミュラン人 活動、人物、ウォーバード
    4. 宇宙船の推進装置 インパルスエンジンから量子スリップストリームまで
     しかし、インパルスエンジンであんな短時間に4分の1光速も出るのは納得いかん。いくら加速器がついていても、運動量保存則を無視しているとしか思えない。ところで、トランスワープこそが普通に言われる「ワープ」のことだったんですね。知らなかった。
    そのほかに目に付いた記事は、
  3. クリンゴン語講座(第2回)
     クリンゴン語協会のローレンス=ショーン博士の解説第2回は、クリンゴン語でのののしり方です。といっても、単に汚い言葉を投げつけるのではなく、高度な技術が要求されるようです。
  4. D型エンタープライズのブリッジデザイン(上)
     ブリッジが最終的にあの形になるまでに、様々なデザインが検討されたそうで、それらが紹介されています。艦長、艦内資源マネージャ(conn)、パイロット(ops)だけが中央ステージに座り、他のクルーはそれを囲む一段下がった場所に座る案とか、非常に大きくて開放的なスペースになっていて、後ろにオープンな会議机、階段を上がった上にはまるで展望台がブリッジを見下ろすようになっているという案もありました。また、非常に重要なコンセプトの一つはconnとopsの席を分けたことで、これによってピカード艦長はカーク船長のようにわざわざ操縦席をぐるっと回り込まなくてもスクリーンに近づくことができるようになったそうです。(確かに、正面からのショットがぐっと締まるようになりましたよね。)

STAR TREK THE MAGAZINE JULY 2000 Issue 15

表紙はラクサナ・トロイ(メイジェル・バレット・ロッデンベリー)。

まずは現在のシリーズのエグゼクティブ・プロデューサー、リック・バーマンのインタビューから。
ヴォイジャーも最終シーズンである第7シーズンが始まるようですし、それにもまして注目されているのが次のシリーズ/映画です。来年2001年の9月以降になるというこの次のシリーズ、「ネットで流布されているストーリーなどはまるっきり的外れで、新しいシリーズはとてもエキサイティングでこれまでとは全く異なるものになるだろう」とのことです。また、宇宙船での物語(DS9のようにではなく)のようです。
映画の方も2001年の感謝祭シーズンを目指しているそうですが、まだまだとっかかりの段階のようです。一流のライターをスタートレックワールドに迎え、全作に比べ冒険色を加えてシリアスさを押さえるようにしたいようです。そして、ボーグやソーナ人以上の悪役を登場させたいようです。
いずれにせよ、最近の2シリーズから、ジーン・ロッデンベリーが思い描いていた未来のビジョンへ(TNGの頃のもの)の回帰という形でこれからは進んでいくだろうということです。

次はメイジェル・バレット・ロッデンベリーのインタビュー。パイロット版のThe Cageの副長役から、最新シーズンのコンピュータ音声まで、すべてのシリーズに何らかの形でかかわっている彼女ですが、やはりご主人のジーン・ロッデンベリーの働きが大きかったようです。
時期的に早すぎた冷静な女性副長役をおろされ(というか、役柄が抹殺され)、髪の毛をブロンドに染めて新しいキャスト(チャペル看護婦)を得たことがはっきり語られていますし、TNGで再びジーン・ロッデンベリーが彼女のために役を作り、それが「君のためにすごい役を作った。演技する必要なんてないんだよ。」という地獄からきた母親役のラクサナだというくだりには笑いました。
日本語で聞いているとわからないのですが、彼女はこの13年間連邦のコンピュータ音声を一手に引き受けています。今でもヴォイジャーの音声収録のためにパラマウントを訪れているのです。そして今ではジーン・ロッデンベリーの果たせなかったプロジェクト、Earth: Final ConflictやAndromeda実現のために働き続けているそうです。

見開きコラムでは、ウェスリー・クラッシャーが登場シーズン中いかに危機を救ったかを分析しています。第1シーズンではエピソードの1/4をウェスリーが解決しているそうです。

エンタープライズDのブリッジデザインの話も最終回です。しかし、最後まで、最終デザインで艦長や副長が座る場所に会議机と椅子があったのには驚きます。これじゃ、なんか緊張感がないんですよね。

ブリーフィング(出撃前の事前説明)のコーナーでは、ディープスペース9が扱われています。その建設から内部構造まで、詳細に解説されています。
モーン(クワークのバーの常連)のことも見開き2ページで扱われているのですが、これによると彼はかなり饒舌で、しばしば会話の中心にいるそうです。でも、画面で彼がまともにしゃべっているのを見たことないような気がするんですが。(まあ、たとえばVOY:STORYTELLERではクワークが「クリンゴンの女はもぅ最悪だぜ」という返事で「んんっげご」とか話していますけど。)

STAR TREK THE MAGAZINE VOLUME 1 ISSUE 16 (AUGUST 2000)

表紙のターシャ・ヤーのやつ。ニュースの中で、ジ・エクスペリエンスでサイン会をしたデュラス姉妹が素顔で出ていますが、全然印象が違います。メークがきついとハッキリいって素顔はわかりません。インタービューで出てくるエイロン・アイゼンバーグ(DS9のノーグや、VOYでケイゾンの若者を演じた人)もそうですね。(私だけ?)

Behind the ScenesではNCC-1701-Dの円盤部分離の設定の話が扱われていますが、はじめは円盤部のさらに上側前方だけが分離して戦闘セクションになる案だったんですね。やっぱりキーワードは「戦闘」でした。

それから、TAS(STAR TREK: THE ANIMATED SERIES)も大きく扱われています。これ、30分ものにしてはけっこう楽しめる話が多いのですが、惜しむらくは正史から外れた設定が多いことでしょう。(パラマウントも正規の歴史とは認めていません。)でも、登場人物がけっこう似ているので驚きです。
新刊は、

が紹介されています。既刊として、カレンダーも出ています。4つのシリーズ用のものに加え、今年はShips of the Lineというのがあります。各$12.00。ところで、日本ではあまり見かけない、ノベライズやドラマにでてこない人物/舞台でのシリーズは要フォローかも。

VOLUME 1 ISSUE 17 (SEPTEMBER 2000)

表紙はヴォルタ(ドミニオンの文官?)のひと。フェレンギの設定を作っていく過程が面白かったです。バイキングのイメージの自由商人→ひげの濃い官僚→老かいな商人→最終的な形態と変化しています。いずれにせよ、耳が大きいというコンセプトだけは生き延びたわけです。

パティ・ヤスタケ(ナース・アリッサ・オガワ役)のインタビューも面白かったです。もっと異星人役をやりたかったそうな。それと、First Contactでオガワがリリーを助ける案が没になったのが残念だったとか。

ところで、この号ではTASの全エピソードが紹介されています。

VOLUME 1 ISSUE 18 (OCTOBER 2000)

コレクターエディションとして、2種類の表紙があります。一つは普通にジェーンウェイ艦長の表紙。もうひとつはヴォイジャーが表紙。内容は同じそうです。VOYの特集なので私にとってはねたばれが多く、あまり読めませんでした。(^^;

STTM VOL.20 2000 DECEMBER

STAR TREK Makeup - The Vidiiansより

ヴィディア人の出てくるエピソードの中に、ヴォイジャーのクルーの顔を奪うえぐい話がありますが、あれはクルーの役者さんがそのままヴィディア人も演じていたそうです。(タイトルロールを確認のこと) その役者さんの顔のコピーをゴムマスクで作ってそれをつけ、目には違う色のコンタクトレンズをしていたそうですが…なんか舞台裏の話もえぐいですね。

ボーグもそうですが、ヴィディアのメークも後になるほどエスカレートしているそうです。再度見るときは要チェックのポイントですね。

READER'S PAGES - QUERIESより

スポックはCourt Martialでは少佐、Menagerieでは中佐だそうで、その間に昇進したことになっているそうです。しかし、袖章がはじめから中佐のままで変化していないことから混乱の元となっているとか。(スポックの袖章がはじめは線と破線の2本線の少佐のものであれば良かったのに、それが間違って線2本だったのが原因だそうです。)

Collectables - STAR TREK 'Ships of The Line' Calendarより

趣味で始められた船のCGが身内で評判が良く、ついにはカレンダーとして出されるまでになったという話。確かに私もこれは気に入っていて、すでに購入した1冊以外にもう一つ注文中です。(一つが保存用、一つが部屋に飾るため。)

Feature - The Future of Baseballより

DS9で復権した?野球ですが、このコラムの最後にMichael Pillerがドリームチームを選んでいます。3番はセンターのカーク、ピッチャーで4番にデータ、キャッチャーがスポック、サードにキラと選手が出ていて、その後オーナーがクワーク(なるほど)、ゼネラルマネージャがガラック、監督がピカード(なるほど。ちなみにジェーンウェイは控えの先発ピッチャー、シスコはファースト5番。)、アンパイアがジョーディ。で、最後にホームペースがオドー。ホームペース???

Under the Microscope - Captain Kirk loses his shirts

今回は笑わせてくれるコラムが多い。これもその一つで、いかにカークのシャツが(特に第1シーズンで)弱くて破れやすいかという話。妙にうなずけます。さらに笑わせてくれることには、艦隊もシャツが安物だというのに気づいたのか、後半では支給品が丈夫になっているらしくたとえばゴーンとの死闘でもひっかき傷一つなかったことも指摘しています。ちなみにシーズン後半では今度は上半身を人に脱がされるシーンが多いそうです。(時代が時代ならセクハラじゃないか?)要は水戸黄門におけるお銀の入浴シーンみたいなもんですね。

NEWS REVIEW

パトリック・スチュワートとウェンディ・Neussが8月25日に結婚したことが報告されています。奥さんはTNG時代に共同プロデューサーの一人だったそうで、VOYではプロデューサー、そして今はスチュワートのプロダクション会社Flying Freeholdの社長だそうです。

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エプシロン・エリダニって、バルカン母星だって知ってました?ここにガスジャイアント(木星のようにガス状の巨大惑星)が確認されたそうです。ということは、太陽系の地球のような生物の生存可能な惑星もあるのかもしれませんね。 ちなみに、このガスジャイアントの発見者はウィリアム・コクラン博士だそうで、ST:First Contactでヴァルカン人とファーストコンタクトしたゼフラム・コクレーンと似ているのには驚きます。

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TOSのモノポリーが数量限定で発売されていますが、欲しいなー。ちなみに、TNGは既に発売されているそうです。ワームホールで両方をつなぐこともできるとか。一度見てみたいです。Official Alien Guide & Ship's Manifestというのも気になるし。広告を見ると、たとえば監獄へ、というのが「艦隊の誓いを破ったことにより」監獄行きとなっていて、これまた笑えます。権利証書は「同盟カード」になっていて謎です。 ちなみに、サブタイトルがProperty Trading Game(財産交換ゲーム)というのは笑えます。元々もモノポリーは市場独占ゲームというのではなかったっけ?(少なくとも、モノポリーという言葉は「独占」という意味のはず)

STAR TREK THE MAGAZINE JANUARY 2001 Nr.21

表紙はトゥボック少佐。しかし、レネ・オーバーヨノア(オドー役)ってのは、素顔もオドーなんですね。メークいらないです。

今回はクリンゴン語シリーズ第3弾?として、愛の歌に関するテーマが取り上げられています。「クリンゴンの女をめとりたければ、自分の燃えさかるハートを歌い上げなければならない、しかも相手が投げつけるミサイルを避けながら。」というのには泣かされます、いつもながら。 ブリーフィングのメインは、NCC-1701-Dです。これによれば、フェイザーの射程距離は約30万キロ(1光秒)、光子魚雷は15キロから350万キロ(12光秒弱)の範囲が射程圏内だそうです。フェイザーは光速でしか作動しないので1光秒というのはわからないでもありません。なぜなら、センサーそのものは超高速で作動しているようですから、準光速下での戦闘でタイムラグが1秒以上あったら命中しない気もしますので。それに対して、ワープスピードの出せる光子魚雷は超光速下でもそれなりの武器になるというのがよくわかります。ただ、最初は海戦における艦砲射撃と魚雷の関係に似てるのかと思いましたが、よく考えると武器の速度は逆なんですよね。打ちっ放しのフェイザーの方が遅くて、ホーミングで追ってくる光子魚雷の方が速いんですから。スペースが許すなら、できるだけ光子魚雷に重きを置いて搭載したい気がしますが、ワープコアからのエネルギーさえあればいくらでも打てるフェイザーと違い、物理的に弾頭その他のいる光子魚雷には補給に限りがあってそう簡単には使えないというのが本当のところでしょう。

これまでプラズマインジェクターと、それが注入している先の位置が把握できていなかったので、TNG:EYE OF THE BEHOLDERででてくるナセルコントロールルームがナセルの最後尾にあるなんて知りませんでした。それに、プラズマがこないときにナセルの先にあるバサードコレクターでエネルギーを集めることができることも。(ちなみに、バサードコレクターというのは昔からある概念で、星間宇宙船の前方に星間物質(主に水素)漏斗状収集用のフィールドを広げ、そこから入ってくる物質をすくい上げ(スクープ)て原子力エンジンの燃料にするというバサード・ラム・ジェットという方式があります。以前SF作家の石原氏が紹介しているのを見た記憶があります。国内外のSFにも何回も登場しているはずです。

インパルスエンジンも私は昔から不思議に思っていたものの一つですが、今回少し疑問が解消されました。発生するプラズマを時空ドライバーコイルに通すことで船体質量を下げ、結果として高い速度が出せるようになっているんですね。これは、ワープコイルに似たものと推測されますが、こういうものがないとあんな急加速をしたり、光速近くまで速度を出すなんて無理ですから。これって、E.E.スミス作のレンズマンシリーズに出てくるバーゲンホルムに似てますね。もっとも、あっちは慣性を下げるんですが。(質量を下げれば慣性も小さくなるのはもちろんです…)

スタートレックのサインに関するコラムがあります。本物と偽物との見分け方についてです。結構偽物が出回っているようですね。要は、信頼のある業者から購入しろということで、オークションに出回っているのは7割方偽物だと断言しています。確かに、いくら証明書がついていたところで所詮は売り手の保証でしかないわけですから。

STAR TREK THE MAGAZINE APRIL 2001 VOLUME 1 ISSUE 24

2周年ということで、表紙のレイアウトが若干変わっています。最近のネタが多くてねたばれの怖い私は読めない記事が多いのが残念です。

カークとコンピュータ(人工知能)が出会うと、というコラムは笑えました。たしかにカークは、好むと好まざるとにかかわらずすべてのAIに破滅をもたらしているんですね。最後のデータと出会っていたら・・・というくだりには大笑いでした。

Susan Gibneyのインタビューはかなりすごかったです。ディアナ・トロイの役も、ターシャ・ヤーの役もだめで、第一シーズンで同年代の女性のゲストが出る役があったときもすべてだめで、リア・ブラームスの役を得るまでに9回もオーディションを受けたというのです。何回も呼ばれたのは才能や能力を認められているからで、たまたま何かが合わなかったから落ちただけだと彼女は言っていますが、なんという忍耐力でしょう。
2回目の「本物の」リア・ブラームス登場の時、彼女はかかとの骨を骨折しておりそれを隠すようにオーディションを受けたそうです。結局おろされることもなくスタートレック側が「(直るまで)待ちます」ということになってあの通りの登場となったわけです。そういう目であのエピソードをもう一度見直してみるのもおもしろいかもしれません。足を痛めているのがわかるかな?
さらに続きがあって、ヴォイジャーの艦長を女にするか、男にするかというときにも呼び出されており、結局Gibneyでは若すぎるということでGenevieve Bujoldにまずは決まったそうです。(確か私の記憶ではBujoldでは今度は高齢すぎて長期のシーズン撮影はだめだということでおろされたんだと思いましたが)BujoldがだめになってGibneyはまた呼び出され、今度は4種類の衣装、4種類の髪型とメークをした上ですでに決まっている他のキャストと一緒にパイロットエピソードの撮影を丸1日したんだそうです。ここまでやっておきながら、結局Gibneyは採用されませんでした。Gibneyもここまでお金と役者と時間をかけておきながらやめてしまうのは異例なことだと言っていますが、全くですね。本当にがっかりしたそうですが、そんなことがあったなんてびっくりです。
さらに、ボーグクイーンの役でも、セブンオブナインの役でもチャレンジしていて、セブンの時は2回もテストを受けたそうです。よくもまあ落ち続けたものです…
Gibneyは子供の頃からのファンで、論理的なヴァルカン人スポックがお気に入りだったそうです。 これからもチャンスがあればやってみたいし、年をとって白髪になってもそうだと言い切る彼女を見ていると、その熱意には頭の下がるところです。

STAR TREK THE MAGAZINE MAY 2001 VOLUME 2 ISSUE 1

コレクターズエディションとして、表紙が2種類出ています。迷惑な話じゃ(^^;)中身は同じ。

最近発売されたものの紹介の中にTRIVIA BOOK2が入っていました。買わなくちゃ。

スコッティ世界を救うというのはかなり辛口のコラムで、現場技術の魔法使いともされているスコッティが活躍したエピソードが実は少なく、結構スポックの助けを借りているという話。

TNG:Schisms(謎の第3次亜空間)のエピソードでライカーが異次元に吸い込まれるシーンはかなり不思議なショットですが、その撮影秘話について。飛び降りるライカーを撮っておいて合成したこと、そこではスタントが使われたこと、合成の際にフィルムをゆっくり回すことから落下中のアクションは素早くしなけらばならなかったことなど興味深い話が満載です。

読者のお便りから。慣性制動装置、inertial damperって一種のフォースフィールドだったんですね。

STAR TREK THE MAGAZINE JUNE 2001 VOLUME 2 ISSUE 2

表紙はベラナ・トレス。

生命体8472とアレス4(有人火星探査船)のメイキングが面白い。また、ピカードマヌーバーをはじめとする各種戦術もよくまとまっています。

STAR TREK THE MAGAZINE JULY 2001 VOLUME 2 ISSUE 3

迷惑な(^^;)表紙が2バージョンある号。ヴォイジャーのフィナーレを祝っています。それにしても、ケイゾンは野蛮なばかりで敵役としては成功したとはいいがたいかな。いまさらですが。ケスの役割が見出せなかったことも残念ですね。

DS9のイベントも載っていますが、笑えるのは7ページ右下のフェレンギファミリーのだしものの写真。といってもチェース・マスタートン、アーロン・アイゼンバーグなど5人のステージのようですが、やっぱりびしっときまっているのはチェース・マスタートンだけ。(^^;)

USSイクアノックスの記事も良い。でも、全般的にネタバレがいやであまり読めません。

STAR TREK THE MAGAZINE AUGUST 2001 VOLUME 2 ISSUE 4

ハリー・キムが表紙。第5シリーズエンタープライズの発表があります。でもどうしてトゥポル副長だけカラーなの(笑)。

記事としては、エンタープライズにちなんで22世紀を振りかえる話とか。

DS9のブリーフィングもゆっくり読みたいですね。未来のゲームとスポーツも面白い。(とくに3Dチェスは。)

STAR TREK THE MAGAZINE SEPTEMBER 2001 VOLUME 2 ISSUE 5

表紙はジェイク。

パイク船長まで特集になっています。あの人、パイロットが1本あるだけですよねぇ……

STAR TREK THE MAGAZINE OCTOBER 2001 VOLUME2 ISSUE06

表紙はピカード艦長。

ジーン・ロッデンベリー特集。ただ私が読んだ限りでは、スタートレック(特にTNG)の未来観と同様いい面ばかりかかれていて、闇の部分が扱われていないのは残念。雑誌の性格上しかたないことかもしれません。

ブリーフィングはエンタープライズE。これを見ていて映画FirstContactの頃にはEMHマークIが搭載されていたことを思い出しました。FirstContactというとヴォイジャーの第2・3シーズンの頃ですね。この後EMHはプロメテウスではマークII、その後マークIII、IVと開発が進み、マークII以降は容姿もジマーマン博士ではないようですが、ヴォイジャー搭載のマークIの活躍でEMHもマークIの実績を組み込み直して回収されるのではないかと期待しています。(→http://www3.cds.ne.jp/~kameyama/i/lifeline.html(笑))

あとおもしろかった記事は誰が連邦の構成員?と題した記事で、読んでて笑ってしまいました。本当に、連邦構成員は謎ですよね。地球とヴァルカン以外はほとんど謎ですし。

STAR TREK THE MAGAZINE NOVEMBER 2001 VOLUME2 ISSUE07

ENTERPRISEやドミニオン関係、オドーの記事でネタバレが怖くて読めないところ多数。

船舶「エンタープライズ号」の歴史の記事はおもしろい。(p.56)

DCコミックの話も。(p.82)

23世紀のエイリアンの記事はたいしたことがない。

STAR TREK THE MAGAZINE DECEMBER 2001 VOLUME 2 ISSUE 08

また迷惑な(^^;)2種類のカバーのバージョン。全編が編集されなおしたST:TMP THE DIRECTOR'S EDITIONの特集です。こうやって特集を組まれて作品の内容や当時のことを振りかえるといろいろと興味深い話があるものです。その中でも私はスポックの後継者の話に一番目を引かれました。レナード・ニモイがST:TOSの後手を引こうとした経緯や理由については諸説がありますが、いずれにせよそのせいで新しいキャラクターが企画されキャスティングされていたことは間違いないようです。「Xon」というフルヴァルカンですが、なんて読むんでしょう?(イクソン?ゾン?クゾン?)

それともうひとつはアイリーアの断髪の過程の写真。(16歳でミスインドだった女性なんですね。)切った直後は涙を浮かべたというのはよくわかりますが、こうやってみるとツルツルのほうが魅力的だと思うのは私だけ?

STAR TREK THE MAGAZINE JANUARY 2002 VOLUME 2 ISSUE 09

エンタープライズ特集。そのためネタバレが怖くてほとんど読めず。

TOSのDVD40巻目にはThe Cage(TOSのパイロットエピソード。パイク船長、ナンバーワン(メイジェル・バレット)、スポックのエピソード。後に「人間動物園」の中で活用されている。)が入っているそうなので、是非みたいです。2種類あって、白黒と、カラーのものだそうです。

クリンゴン戦艦がTOSになぜ登場したかというエピソードが紹介されています。第3シーズンになって、予算も厳しくなってきたその時期になぜわざわざ新たにクリンゴン戦艦を作りエピソードに登場させたかというと、エンタープライズ販売が好調だったモデルキット会社のAMTの意向だったというのです。そのメーカーの資金で製作されたという話。

表し見返しにおもしろいものが載っています。米国郵便サービスTM39USC3685の規定による記載だそうで、

14 以下の発行部数の号数:2001年10月
15 項目 過去12か月の平均 最新の数値
a1 印刷総数 105,059 96,067
b1a 海外の定期購読総数 14,960 14,484
b2a 国内の定期購読総数 3,541 31
b3a 店頭小売り(米国郵便サービス以外による送付を含む) 41,177 45,300
c1 有料発行総数 56,164 59,678 ※
d1a 海外への郵便による無料配布 288 295
d2a 国内への郵便による無料配布 1 1
e1 郵便以外による無料配布 7 6
f1 無料配布の総数 296 296
g1 発行総数 56,460 56,460
h1 印刷したが配布されなかった総数 48,599 48,599
※:計算が合わない
これを見ると、国内(米国内)の定期購読数が少ないんですねぇ。全体としては、売れているほうでは?

STAR TREK THE MAGAZINE JANUARY 2002 VOLUME 2 ISSUE 10

目に付いた記事は、

STAR TREK THE MAGAZINE FEBRUARY 2002 VOLUME 2 ISSUE 11

スタートレックに関するオフィシャル設定の記事以外あまり興味を引くものなし。

STAR TREK THE MAGAZINE MARCH 2002 VOLUME 2 ISSUE 12

U.S.S. ENTERPRISE NCC-1701-D Shuttlecraft Complementより

NCC-1701-Dでは、乗員輸送用のシャトルが10機、貨物輸送用のシャトルが10機、特殊任務用シャトルが5機搭載されているそうです。これに加え二人乗りのシャトルポッドが12機あります。

艦隊規則によると、常時11機のシャトルを稼動可能状態にする必要があります。「巡航モード」では、稼動可能状態というのが、標準シャトル1機とシャトルポッド1機が5分で発射できるようにしておく必要もあるというように条件が加わります。また、さらにシャトル4機を30分以内で発射可能な状態に、6機のシャトルは12時間以内で発射できるように維持するよう要求されます。「非常警報モード」では、さらに2機のシャトルを緊急用にスタンバイさせ、その他の残ったシャトルも待機状態にしなければなりません。

In The Beginningより

見ていてもそう思ったのですが、第1シーズンでのターシャの活躍のなさ(というか、どちらかというと足を引っ張っていたような気がする)からデニス・クロスビーは降板を決めたそうです。同様にレヴァー・バートンも天才ウェスリーがすべて問題を解決してしまうことから、降板を考えたらしい。(でも、しなくてよかった。)ターシャの退場は、結果としてウォーフというキャラクターを掘り下げ、クリンゴンを人気キャラクターに持ち上げたという功績につながるわけですが。

Interview Armin Shimermanより

TNG:HAVENのなかで、贈り物として人面の出てくる宝箱が登場しますが、あの人面を演じたのはなんとアーミン・シャイマーマンだそうです。クレジットにも登場しませんが、かれは再び別のキャストでスタートレックに出演できなくなるのを恐れクレジットに出しませんでした。また、これは有名な話ですが、彼はTNGでフェレンギが登場する最初からそのフェレンギを演じています。その頃(THE LAST OUTPOST)はただちょろちょろしているおかしな人種として演出されましたが、その後のPEAK PERFORMANCEではコミカルなだけの種族から潜在的に脅威のある種族としての面も出て、最終的にはDS9の「お金が一番」の商売種族として確立していくことになります。

STAR TREK THE MAGAZINE APRIL 2002 VOLUME 3 ISSUE 01

STARFLEET TECHNICAL DATABASE BY R.M.STERNBACHより

前から思っていた疑問が少し解けました。
低速巡航ワープ速度 7.75 16日間(LOW-CRUISE WARP FACTOR)
高速巡行ワープ速度 9.25 2.25日間(high-cruise warp factor)
ダッシュ巡航ワープ速度 9.975 12.65時間(dash-cruise speed of Warp
だそうです。

その他

曲がるパイロンは、better warp factor-to-reactant usage ratioの改善のためだったが、副産物として高速ワープによる空間へのダメージを防ぐ効果があった、という設定だそうです。(後者が主な理由だと思っていました。)

以前から不可解な変化で議論のあったオブライエンの階級ですが、STマガジンではノンキャリアの場合、以前はキャリアと同様の階級章だったが、どこかの時点でそのルールが変わった、というのが妥当な説明ではないか、という推論です。

STAR TREK THE MAGAZINE JULY 2002

表紙はアンソニー・モンゴメリー(って誰(笑))。気になった記事は… いきなり、うっかり読んでいて、DS9最終シーズンでのノーグに関する重大な記述を見てしまいました。だからネタバレは嫌いです。

GENERATIONSで登場したピカード家のアルバムの話では、それっぽい小道具を作るためにいろいろ苦労した話が載っていてなかなか興味を惹かれました。本編ではほとんどめくられていませんが、いろいろな写真(スタッフの身内の写真も)やラベルやメダルをかき集めたり、作ったり、蚤の市で手に入れたそうです。3冊作られたうちの一つはSTAR TREK THE EXPERIENCEに展示されているそうです。

STAR TREK THE EXPERIENCEの記事があります。しかしこればかりは、写真や字で見るより実際に行ってみたいなぁ。

お便りコーナーで制服の色が変更になった経緯が書かれています。それによると艦隊がどうしてそうしたかの理由は不明だそうですが、裏話としては変更を決定したのはTOSとTNGの両方の衣装デザインを手がけたWilliam Ware Theissで、理由は指揮系統には赤のほうがふさわしそうだからという単純な理由だそうです。

ヴォイジャーのイントロCGの中に船体表面のレンダリングが不完全なところがあり、最後にワープに入るシーンで下面に3箇所ほど暗いパッチがあるそうです。でも、写真も出ていますがはっきり言ってどこのことかわかりません。

STAR TREK THE MAGAZINE AUGUST 2002

特になし。

STAR TREK THE MAGAZINE SEPTEMBER 2002

Wrath of Khanで耳から虫が出るシーンがあるんですが、そのセットがとても大きくてびびりました。(笑)

STAR TREK THE MAGAZINE OCTOBER 2002

TNGの第4シーズンのメーク関連の話題について、マイケル・ウェストモアの話から。
カーデシア人を作るとき、マーク・アライモの長い首からガル・マセットのキングコブラ首が誕生しました。さらに昔タイのレストラン"Siam in Studio City"の隣のアートギャラリーで見た額にスプーンを乗せた少女の抽象画をヒントに、例の額の隆起も採用されたとか。また、当時のカーデシア人は頬骨もアクセントにして大きくしていました。

もう一つ目をひいたのは、有名な話ですが、データの猫の性別が変わったこと。最初はsomali cat(長い毛の生えたしっぽから狐猫と称されることも。長毛のアビシニアンとも。)のオスだったのが、その後orange tabby(オレンジのブチ猫)になり、さらにはメスになってしまうというれいのやつです。

STAR TREK THE MAGAZINE NOVEMBER 2002

ラスヴェガスのオフィシャルコンベンション風景について

コンベンションでよく登場するフェレンギファミリーは、Max Grodenchik,Chase Masterson,Aron Eisenberg,Lolita Fatjoですが、わたしは今まで二人目のリータと3人目のノーグしかわかりませんでした。今回よくよく写真を見て、一人目がロムだということに気づきました。何せフェレンギはかなり大きなかぶりものをかぶるので素顔からはよくわからなかったのです。さて、4人目のLolita Fatjoって誰?(プリプロダクション・コーディネータだそうですが、どういう職種のスタッフなんでしょう?)この4人のステージを見ていつも思うのは、ダンスの素養があるのはChase Mastersonだけだなぁということです。動きが一人だけぜんぜん違う。

あと、みているとEugene Roddenberryという名前が出てくるんですが、これってもしかして…?

それから、Hilary Swankという女性がパラマウントの最新作"The Core"(2003年第一四半期リリース予定)というのに出演するらしいんですが、これってスタートレックと関係あるんでしょうか??(余談ですが、この女優はカラテキッド2とか1992年のBuffy the Vampire Slayerに出ていたらしい。(主役ではなさそうです。)あのテレビシリーズに、先行する映画があったのは驚き。しかも映画の方はあまり人気が出なかったらしい。)

Marina Sirtisは写真ではずいぶんおとなしめに写っています。(確か性格的にはかなりアレと聞いた覚えがあるのですが…)

あと、Jennifer Lienの名前もありました。(体形が変わったのは有名ですが…)

また、写真の中にTerry Farrellが載っているんですが、髪の色がブロンドで肌の色が全体的に白っぽく、別人にしか見えません。ジャッジアって黒髪だったはずなんですが、あれは染めていたんでしょうか?Nana Visitorのほうはスタートレックのときの姿と大違いですがダークエンジェルで出る(出た)らしいマダムXと似たような印象なのであまりびっくりしませんでしたけど。

Hikaru Suluについて

内容はまあ予想通りですが、ひとつだけ。63ページのスールーの娘、デモラ・スールーの紹介写真の後ろ、エンタープライズBのブリッジの中に、トゥボックが写っています。(笑)というかTim Russですね。耳の形からヴァルカン人ではなさそうです。(^^;)

STAR TREK THE MAGAZINE DECEMBER 2002

表紙はスタートレック3のミスタースポックか炎上するエンタープライズ(改装型)。

内容的にはあまり目を引くものはありませんでしたが、カターン誕生秘話があり、「邯鄲の夢」の言及はなくて「もう一つの人生」的な発想だと知り驚きました。TOSでカーク船長が記憶をなくしネイティブ・アメリカン風の原住民と生活する話がありましたが、あれを模したそうです。だとすると、私としてはTNG「運命の分かれ道」を思い出してしまいます。あのときの情けないピカード艦長(ピカード大尉?)を。

STAR TREK THE MAGAZINE JANUARY 2003

表紙はウォーフ少佐。

お便り欄でわたしの投稿が取り上げられました。(→スキャンイメージ

シーズン5裏話、ケイコの赤ちゃんについて(TNG:Disaster)

赤ちゃんをあやすのにホイップしたクリームチーズとチェリージャムを使ったというのに驚き。ちなみにストロベリージャムはアレルギーを起こす人がいるためだめらしい。

The Aliens of STAR TREK III(メークのBradley M. Lookの記事)

Robert Fletcherのアイデアは、クリンゴンを日本の侍とフン族のアッティラ王のイメージにすることだった。甲殻類から進化したため外骨格で、額はその名残り。(ニモイはこの案が気にいらなかった…もっと従来のクリンゴンがよかった…が、結局フレッチャーの好きにさせた。(実は足にもこの出っ張りのメイクがある。)

そのほかにおもちゃ情報、エンタープライズDの各デッキの情報、スターゲイザー情報など。(ネメシス関係はネタばれが怖いので見ていません。)

STAR TREK THE MAGAZINE FEBRUARY 2003

米国で公開されたこともあり、全面的にネメシス特集です。したがって、ネタバレが怖いためほとんど読めません。ちなみに、表紙も主要登場人物3人がそれぞれ描かれた初の3種類となります。もちろん、内容はどれでも同じはずです。

それ以外はNCC-1701-Dのデッキごとの解説がブリーフィングで取り上げていることだけ。(前号が20デッキまででしたのでその続き)

なお、それ以外に巻頭の2月の本の中で目を引かれたのは、TNGコンパニオン改訂版が発売されたということです。最近の映画も踏まえた増訂版のようです。

STAR TREK THE MAGAZINE MARCH 2003 VOLUME 3 ISSUE 11

次号が最終。表紙はピカード艦長。引き続きネメシス特集。

不遇なDS9ですが、珍しくDS9のコミックスのことが扱われています。次号でも、やっとのことでシスコ大佐やナナ・ビジター、DS9ステーションのことが扱われるようです。

目を引いた記事のひとつは「Classifying Alien Life Forms」。冒頭、どうしてスタートレックで遭遇する異星人がわれわれと似ている(目と耳が二つで鼻と口がひとつ)か、という話があります。ジーン・ロッデンベリは初期の基本設定の作成の中でカークやエンタープライズのクルーはそのような地球に似た星を好んで探検するのだ、と結論付けたようです。でもそれって、「新しい文明、新しい生命」を求めて旅する、というイメージとはちょっとずれる気もします。 そしてまた、この決定は、当然ながら予算が限られていたということも大きく影響していました。地球や人間に似ているほうが当然安上がりですから。 そしてその決定の当然の延長として、出会う文明が地球の過去、現在、未来や、あるいはそこから派生してもしそのときこうだったらその後どうなっていたか、という社会が舞台のベースになっていました。
登場人物も人間(カークやジェーンウェイ)、ヒューマノイド(ヴァルカン、クリンゴン(たぶん記事で言っているクリンゴンはTOSのもの))、エイリアン(ターシャを殺したアーマスや、ヴィディア)にカテゴライズしていたとか。

もう一つ目を引いたのは、「Designing the PROMETHEUS」、例の分離する実験船です。なんと、5つに分離する案もあったとか。記事を読んでいて感じたのは、あの分離は火力を増すというよりも予想外の攻撃態勢を取れる、ということですね。つまり、分離するまではただの1隻の船に見せかけることも重要だということです。でも、実戦配備されればすぐばれると思うんだけど。それとも、見かけはギャラクシー級でセンサーでも見分けがつかないが、いざ戦闘になればmulti-vector assault modeになって敵を混乱させる、というのを目的に開発していたんでしょうか?まあ、確かにびっくりはするでしょうが、航続距離は短いが火力の強い艦載機を積んでいるほうがよっぽど現実的だと思います。結局はワープコアが分散することによる出力低下や、余計なワープナセルの負担と、分離することによる一時的な火力の増加のバランスを考慮する必要があります。確かにフェーザー砲戦なら、実際は射界の問題があるので、船一隻より、火力を半分にしても船を分けたほうがいいという場面もあるでしょう。魚雷戦なら、砲塔を増やすほうが現実的です。
ところで、この記事の写真を見ていて気づいたんですが、プロメテウスが分離したときの第1船体にあたる部分は、分離したときブリッジのすぐ後ろにワープナセルが突き出すんですね。知らなかった。やっぱりびっくり箱です。

STAR TREK THE MAGAZINE APRIL 2003 VOLUME 3 ISSUE 12

最終巻。表紙はキラ少佐。

やっとDS9の話が。

それにしても、シスコとダックスがカークとスポックの関係だとは気づかなかった。また、最初のうち予言者の件がメインのストーリーラインとして最後まで残る予定ではなかったのは納得。また、ネーナ・ビジターのインタビューで、鏡像世界のエピソードでエズリーとキスしたシーンではニコール・デボアは「この番組、おばあちゃんも見てるのよ、できない」といったとか、スタジオ中のスタッフが見物に集まってきて人ごみをかきわけてスタンバイしたとかなかなか笑えました。

あとは、デファイアントやヴォイジャー搭載シャトルの話。デファイアント搭載のやつはさすがに小さいです。また、ワープ可能なシャトルクラフト「CHAFFEE」は外見がダニューブクラス+デファイアントという感じです。ヴォイジャー搭載のやつはダニューブクラスをベースにして、艦長専用ヨットとして最下層に配置されているらしい。(ここの場所、以前あった「Lower Decks」のエピソードと矛盾ないのかな?)


私は紀伊国屋でこの雑誌を買っていますが、裏表紙に値札が張ってあって邪魔です。そこで、最近はユーカリ油ではがすようにしています。本を傷めずうまくはがせます。
STAR TREK: The Magazineにあるように、2003年4月号でマガジンは終わりました。

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