10・20(じゅう・にじゅう)
10・20(じゅう・にじゅう)は陣取りゲーム系の屋外遊びで、1972年頃広島、1973〜1974年頃仙台の中学で遊ばれていました。
ルール
二つのチームに分かれ、それぞれ陣地を決めます。陣地は木や岩などの、触れられるものにし、地面には描きません。
はじめ全員10点持ち、陣地からスタートします。
自分の得点を増やすには、
- 自分より弱い、生きている敵(「幽霊」でない敵)にタッチするとプラス10点。
- 敵陣地にタッチするとプラス20点。
です。強弱の判定は、
- 点数が多い方が勝ち。
- 点数が同じなら、あとから陣地を出た方が勝ち。
です。なお、
- タッチしてもされてもその瞬間に「幽霊」状態となり、自分の陣地に一度戻るまではゲームに参加できない。自分の陣地にまっすぐ戻る以外に積極的にゲームに参加してはいけない。(タッチしたりされたりできない。)
- 何人かが手をつないでいれば、点数は全員の合計と見なす。この状態で敵を捕まえられれば、この「合体」していた全員が一人ずつプラス10点。
- 点数を聞かれたら、正直に答えなければならない。
- 味方陣地に触れているときは、一時的に自分の点数は無限大となる。(つまり、味方陣地に触れていればどんな敵にも勝てる。)
- タッチされても、自分の点数は決して減らない。
最終的に両チームの持ち点を合計し、多かった方が勝ちです。
進行
ゲームの進行は、たとえば、どちらか一方がまずおとりを一人だし、相手方がそれを追って飛び出し(同じ10点同士なら、後から出た方が強い)、あとは追いかけ合ったり合体して逆襲したり、乱戦になります。
敵の隙をついて陣地をおそってもいいでしょう。たまに、それぞれ陣地にタッチした人間から順に手をつないで相手陣地まで伸ばし、その真ん中で手を引っ張り合う(この時点では無限大同士となり、勝ち負けはない)こともします。どちらか綱引きに負けて手を離してしまえば、勝った方に参加していた全員がプラス10点獲得します。
昼休みが終わったら、全員の点数を合計して勝ち負けを決めましょう(^_^)
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