2000年12月


IPNetRouterを試すためにインターネットで情報を集めてみました。 ただし、「IPNetRouterアプリケーション内リソースのSTR# ID134についてResEditで内容を『TCP/IP preference』から『TCP/IP 初期設定』に変更する必要がある。」というのは、現在のバージョンでは不要のようです。(2000.11.11確認) さて、使い方をメモ的にまとめると、
  1. TCP/IPコントロールパネルの設定 「必要なときのみロード」ははずす。次にメニューから設定を開き現在使用中の設定をコピーして「IPNetRouter」に名前を変え、さらにこれをコピーした上で「Connect via:Ethernet」に名前を変えておく。なお、最終的な接続はこの最後のEthernetにしたままにする。
  2. IPNetRouterの設定 ファイルを選択し、以下の設定をする。
  3. 使用方法 メニューの「Window」→「Interfaces」で「Configure Interface」→「PPP」を選び、「IP Masquerading」をチェック。「Add」でPPP開始。「Disconnect」でPPP接続切断。なお、メニューの「File」→「Save」で設定を保存しておけば次回からはそれをダブルクリックするだけ。 注:FTPは、InternetConfigのFirewall設定で「FTP Using PassiveMode(PASV)」にチェックをいれます。ただし「Port Mapping」されているマシンではこの設定は不要。

おまけ…最低限の準備でマックとウィンドウズの間のファイル転送を

準備としては
  1. Ethernetでつなぐ。(2台ならクロスケーブルを使って直接つなぐ。3台以上ならハブを購入してつなぐ。)
  2. マックのフリーウェア、TelnetJかBetterTelnetを入手し、設定する。
実際の転送作業は、
  1. マックのTCP/IPをEthernetに切り替え、IPアドレスを192.168.0.1、サブネットマスクを255.255.255.0にセット。TelnetJかBetterTelnetを起動。
  2. Windowsでスタートメニュー→プログラム→MS-DOSプロンプトを起動。あとは以下のとおりタイプ。(>やftp>はプロンプト。カッコ書きは説明)
    > cd c:\windows\デスクトップ(実際は半角カナ。これでウィンドウズ側はデスクトップでやりとりできる。))
    > ftp -i 192.168.0.1(-iオプションをつけることで、複数ファイルを一度に転送できる)
    ftp> (ここでログイン)
    ftp> binary
    ftp> ls(ここでマック側のファイル一覧がでる)
    ftp> get foo.txt(マック→ウィンドウズのファイル転送なら)
    ftp> mget *.jpg(マック→ウィンドウズでjpgの拡張子を付けたファイルを全て転送)
    ftp> put baa.txt(ウィンドウズ→マックのファイル転送なら)
    ftp> mput *.gif(ウィンドウズ→マックでgifの拡張子を付けたファイルを全て転送)
    ftp> quit(ftp終了)
    > exit(DOS窓終了)

●家の前へ大きく戻る ●戻る(C)2000,2001