炎の場

エズリー>チーフ、この武器すごいじゃない。

オブライエン>なんだい?

エ>このTR-116ライフルよ。完璧な暗殺武器だわ。それにこのスコープ。これがあればスパイ活動はばっちりね。どうしてこんな技術が埋もれてしまっていたのかしら。

オ>むー、いや、その。

エ>だって考えてもみてよ。隠しカメラやマイクなんて全くいらないのよ。別に暗殺に使わなくてもいいんだわ。外交交渉の時に相手の動きを探るのだっていいし、企業がライバルの研究を探るのに使ってもいいわ。

オ>フォースフィールドで…

エ>それにマイクロ転送装置ですって?別に弾丸を転送しなくても、反物質をほんのちょっぴりターゲットに打ち込めば、周囲数十キロはあっという間に物質−反物質反応で焼け野原、さらに放射能でだれも近づけなくなるわ。恐ろしくテロ向きのテクノロジーよ。

オ>製造に制限を…

エ>あと思ったんだけどね、あのバルカン人はやっぱり変よ。心に傷を負っただけであんなに簡単に殺人者になるの?論理が求めたからですって?最近、バルカン人を馬鹿にしすぎじゃない?

ドクターベシア>まあ、基本的なプロットはよかったんだろうが、ストーリーの論理的構成を間違ったシナリオだったな。今後使われないだろう技術をメインのネタに据えてしまったし。

エ>まー、でもいいのかも。メインは殺人者ジョランとの対決なんでしょ?

オ>うー。

♪ちゃんちゃん



●戻る