青白い月光のもとで

ガラック>だから最初に申し上げたはずです。汚い作戦になると。いかなるものも犠牲にする覚悟があるかと。

シスコ>ここまでしていいと、誰が言った!

ガ>大佐、立派な目的じゃないですか。結果だって予想どうりうまくいった。ただちょっとだけ、ほころびを繕うのにほんの少し犠牲を払っただけです。しかもその犠牲のほとんどは私たちの側のものじゃない。

シ>目的が手段を正当化するというのか!

ガ>よく考えてみてください、すべては終わったことですよ。それともまさか、今から全銀河に向かって今回のことを告白するとでも言うんですか。

シ>うむむむむ…

ガ>なぁに、オブシディアン・オーダーの組織力などなくても、今回くらいのことは朝飯前です。

シ>恐ろしい奴だ。まるで、おまえ一人でオブシディアン・オーダーのようだ。

ガ>ドミニオンだって、連邦に潜入しているのは数人だそうじゃないですか。連邦の船だって、操作パネルに張りついている上級士官以外は、みんなただ立っているだけでなにも仕事をしていないでしょう?

シ>それは違うぞ(^^;)

ガ>いつテレビを見てみても、彼らは無駄にスイッチを押してみるばかりですよ。あぁ、そうだ、それに極めつけは、意味もなく背景を横切るクルーたち。何で彼らはあんなにうろうろしているんです?特にブリッジや機関室で?

シ>よく見てるな(^^;)

♪ちゃんちゃん



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