妖精族

トム・パリス>フェア・ヘブンの利用者ってのは、偏っているなぁ。

ベラナ・トレス>へぇ?

ト>どうして君はあそこに行かないんだい?チャコティも来ないし、トゥボックもだ。まあ、チャコティやトゥボックは別に来なくてもいいんだが。

ベ>あそこはあなたのおもちゃでしょ?あんな平和な田舎町はあたしの趣味じゃないわ。

ト>やっぱりねぇ。

ベ>あそこに切り裂きジャックが出没するって言うんなら、行ってもいいけど。

ト>切り裂きジャック?あれはアイルランドじゃなくてイングランドだ。

ベ>どっちも似たようなもんでしょ。さもなきゃ、M-13の吸血生物なんてどう?お気に入りの人間に化けてるんだけど、吸盤がいっぱい付いた手で襲ってくるの。

ト>それ、確か塩が弱点なんだろう。そういう血とかぬめぬめしたやつとかは苦手なんだ。

ベ>なによ、キャプテン・プロトンは好きなくせに。あ、あそこから血の気の引いた顔で頭がまっぷたつに別れた人がふらふら歩いてくる!

ト>流血の殺人事件!?

ベ>あ、ボリアン人だった。

♪ちゃんちゃん



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