死が二人を分かつまで

キャシディー>よかったわね、質素で厳かな結婚式で。

シスコ>んあ?

キ>以前アメリカ式じゃない結婚式に出たことがあるのよ。あなたはない?

シ>私はないが、そういえばオブライエンが前にいたエンタープライズ号の中でピカード艦長に式を挙げてもらったと聞いたことがあるな。

キ>彼の奥さんは日系人でしょ?衣装なんかずいぶん妙だったらしいわよ。

シ>そうか?単なる文化の違いじゃないのか?

キ>いいえ。他の日本人クルーがそういっていたんだから、間違いないわ。

シ>それはきっと、日本風がどんなものか想像しながら勝手にエンタープライズの他のクルーが準備した衣装だったんじゃないか?

キ>きっとそうね。東南アジア風ではあったらしいけど。特に角隠しが妙だったらしいわよ。

シ>なんだ?つのかくし?

キ>女性は鬼だから頭の角を隠して嫁ぐんですって。

シ>そりゃずいぶんすごい偏見だな。

キ>そう?でもたいていの旦那さんは、結婚してからは奥さんに頭が上がらないと言うわよ。オブライエンのところもそうなんじゃない?

シ>うちもそうなのか?

キ>さあ、どうでしょう。

シ>ぉぃ…

キ>(^_^)

♪ちゃんちゃん



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