◆パスポート、ビザ、国際運転免許の入手
ヨーロッパ旅行のときはすでに夫婦ともパスポートの有効期限が切れており、また子供達はパスポートがありませんので、新規に取得する必要がありました。
それからビザについては、オーストリア、イギリス、ハワイは不要でした(西ヨーロッパと米国は不要のようですが、お出かけの際は確認したほうがいいでしょう)が、ハンガリーは取得の必要がありました(注)。
ハワイではレンタカーを借りたため、日本で国際運転免許を取得しておきました。
・パスポートについて
私は横浜市在住なので、関内にある貿易センターまで申請にいき、さらに後日そこへ受領しに行かなければなりませんでした。(神奈川県には、相模原にもう一個所窓口があるはずです)
まず申請用紙の入手ですが、ふたつの方法で入手できました。
1.申請窓口で
私はまず様子を聞きに、東京の申請窓口・有楽町の交通会館(勤務地からはそちらのほうが近いため、昼休みに行ける。)に行って見ました。そこで用紙と、記入の際の注意書きを入手しました。相談窓口の話では、「ここで配布される用紙は東京都用のものであるが、それは用紙左上に番号があらかじめ印刷されているだけであり、これを使って神奈川県に申請すれば窓口の方でその番号は訂正してくれるのでこのまま使ってよい」とのことでした。
2.写真館で
もう一つの方法とは、実は申請書に貼る必要がある写真と関係があるのですが、家内と子供は近くの写真館で申請書のための写真を撮りました。(特にしたの子はまだ小さいため、スナップではうまく撮れないと思ったからです。赤ちゃんの場合も同様ですが、白いシーツの上に寝かせておいて上から撮るとか、工夫してできなくはないそうです。)その際にその写真館が申請用紙をくれたのです。パスポート用の写真を、と頼んだので、手回し良く準備してあったものをくれたのでしょう。
なお、この写真なのですが、結構条件が厳しいです。特にサイズと色調は、窓口ではねられないように注意しましょう。(写真館で撮れば大丈夫だと思いますが、私は町中のインスタント写真で済ませました。外寸を決められたとおりのサイズに切断してから、写っている顔の大きさを測ったところ、実は顔の大きさが1ミリ大きかったのですが、さすがにそれくらいでははねられませんでした。)
パスポートは現在、大人は5年か10年の2種類、子供は5年有効の1種類です。サイズも以前と比べてずいぶん小さくなっています。また、写真が貼ってある(?)ページも一体化され、偽造されにくくなっているようです。
パスポートの申請は誰でもできるようですが、受領は必ず本人が出向く必要があります。また、印紙代はその受領のときに必要ですが、受領窓口横で売っていますので、そのときに購入すれば問題ありません。(関内の場合)
・ビザについて
ハンガリーのビザは、田町にあるハンガリー大使館に出向く必要があります。窓口で用紙と説明書をもらい、記入した後パスポートと手数料とともに申し込みます。大人子供にかかわらず、一人4,000円の手数料でした。(この直後に値上がりしたという話も聞きましたのでご注意を。)なお、用紙の入手は8時半からできるのですが、申請や受領は10時から12時までなので、これも会社に出社する前というわけにいかず不便でした。
郵送でも手続きをしてくるとは思いますが、結局今回わたしの場合、申請用紙をもらいにいく・申請する・受け取るという3回も出向きました。(こちらの手続きについては、すべて代理人でOKです。)
・国際運転免許について
国際運転免許というのは、結局のところ日本の運転免許の一部を英訳したものです。外国に行ったときに日本語の免許を見せてもわからないので、それといっしょに携帯しておくというわけです。
取得は非常に簡単で、免許とパスポートと縦5×横4の写真を持って運転免許試験場へ行き、手数料2,600円分の印紙をその場で購入して、申請書に記入して窓口に申請すれば10数分で即日交付されます。
最近の話題から
●パスポートの申請手続き簡素化
1998年4月1日から、以下のようになったようです。
- パスポートの新規取得,切り替えの申請の際に印鑑を押さなくても本人の署名だけで手続きが可能。
- 申請書の枚数が2枚から1枚に。
●ハンガリー ビザ不要
私が入国したあとに変更があって、現在ハンガリーは90日以内の観光目的での滞在はビザ不要だそうです。ただし、入国時にパスポートの残存期間が半年以上必要とのこと。
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