Pavilion 2000(改)のハードディスクの内容を整理しました。Linux系はPlamo Linux4.0にし、パーティションも整理したのです。
これまでVineLinux、Knoppix、Debian/GNU Linuxを入れた経験がありますが、一番素直に入りました。つまり、Xとサウンドの設定に苦労しなかったということです。
現在のハードディスク構成はこんな感じです。
パーティション | 内容 | 容量 | フォーマット | 補足 |
---|---|---|---|---|
/dev/hda1 | WindowsXP c: | 約8GB | FAT32 | 下記の注参照 |
/dev/hda2 | − | − | − | 下記の注参照 |
/dev/hda3 | − | − | − | 下記の注参照 |
/dev/hda4 | (拡張領域) | − | − | − |
/dev/hda5 | WindowsXP d: | 約20GB | FAT32 | − |
/dev/hda6 | Plamo Linux / | 約10GB | EXT3 | − |
/dev/hda7 | swap | 約2GB | swap | − |
まず、昔あった後ろの方の領域をGNU partedで解放しました。次にPlamo Linuxの2枚組みCD-Rを別マシンで作成し、それを使って空いた領域に素直にインストール。その後setupの中からユーザーを登録し、xf86configをやればXまで使えるようになりました。デスクトップ画面も普通です。WindowManagerも好みのKDEだし。
あとは、以前別のLinuxディストリビューションが占拠していた/dev/hda2,/dev/hda3を同じくGNU partedで解放し、さらにそこへ/dev/hda1の領域をぎりぎりまで広げました。というのも、Pavilion 2000(466MHz)のリカバリーディスクはハードディスク容量が4GBでないと使えないという制限があり、その後にそこへWindowsXPのアップグレード版をインストールしたため、/dev/hda1が非常に手狭だったからです。
LANについては、LUA-TX(USB接続のLANアダプタ)がそのまま使えました。デフォルトのままでpegasus.oモジュールが読み込まれ、setupからネットワークの設定をすれば問題ありません。
さらに、USB接続の外付けハードディスク(Speedzter Little)も接続してみました。
といっても接続しただけに近いです。接続した後dmesg | lessでsda1として認識しているのを確認し、#mkdir /mnt/sda1でマウントポイントを作ってから#mount -t vfat /dev/sda1 /mnt/sda1でおしまい。あとは/mnt/sda1でアクセスできるようになりました。(2005/6/16)
今後はpkgtool、installpkgなどで2枚目のCD-Rからcontrib/WWWにはいっていたhttpd(apache)を入れるとか、検討中です。
いずれにせよ、インストールの話ばかりではつまらないので、ワークステーションについての使い方に力点を入れなければとおもいます。とりあえず、
ちなみに、FAQによると、#cd /usr/src/linux #make menuconfig は実施したほうがいいようです。
また、前述の通り、Xの設定はxf86configで、i810を選べば特に問題なし。
APMについては、dmesgの出力を参考にし、/etc/grub.confをいじってカーネルパラメーターにacpi=forceを追加したところ、電源が切れるようになりました。(2005/6/13)
ImageMagickは起動がImageMagickではなく、例えば画像表示は>displayとかでした。常識?(2005/6/21)
jedは、上記サイトからS-Langとjedをもらってきて、>tar xvzfで展開してから>./configure >make #make installでふつうに使えるようになりました。(2005/6/22)
以前購入していた、玄人志向のソフトエンコードキャプチャーボードSAA7130-TVPCIでビデオを見てみることにしました。saa7134用のドライバをIndex of /releases/video4linuxからもらってきてインストールします。あとは
#modprobe videodev #modprobe saa7134 card=10でOK。ただし、メニューのいろいろなところを開いて設定が必要でした。特にチャンネルは自動スキャンでは2チャンネル分しか検知せず、手動で設定しました。あとは上記内容を/etc/rc.d/rc.modulesに追記し、ユーザーからいきなりtvtimeで使えるようにしました。ただ、現状は問題点が一つ。一度tvtimeを起動すると、#rmmod saa7134をやるまでは、音が消えなくなります。(^^;
参考サイト
ネットへの接続をこれまでのモデムからルーター越し光に変更したので、ネットワーク構成も変更しました。具体的には、
#netconfigで必要な項目をいじればOK。
ところで、話は違いますが、Plamoでパッケージの管理は
#pkgtoolなんですね。FreeBSDの#/stand/sysinstallみたい… インストールだけなら#installpkgのようです。
それと、スクロールマウスを使うので、/etc/X11/XFree86Configのなかで、
Protocol "IMPS/2" ZAxisMapping 4 5を生かす(#をとる)とする必要がありました。
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