◆荷物の準備
どんなものを持って行くかについては、非常に悩みました。いろいろな情報源を元に作ったチェックリストが次のものです。(*:特に便利だったもの)このリストは知紗が1歳だったとき(ヨーロッパ旅行)のものですが、もう少し大きくなれば不要なものが入っています。
大物
□スーツケース(2個) □機内持込カバン(2個) □バックパック(2個)
□ベビーカー(B型)*
飛行機内(屋内での活動時も)
□バスタオル □タオル □ハンカチ □ポケットティッシュ □水筒*
□常温保存牛乳* □長袖(カーディガンなど)、帽子 □ジャケット □スリッパ
□メモ帳、筆記具(ボールペン必携) □だっこバンド □時計 □雨具
□歯ブラシ&歯磨き粉 □お菓子(煎餅、ビスケット..)、パン
□おむつ、おしり拭き、おむつ処理袋
□コンタクトケア用品 □眼鏡 □化粧品・くし(必要分のみ)
□ビデオカメラ、テープ、バッテリー □カメラ、フィルム
貴重品
□パスポート&ビザ □海外航空券 □クレジットカード(VISA、MASTER)
□CITYCARD
□現金(日本円。外貨については「クレジットカード」の項のとおりほとんど不要でした。)
□免許(旅行中国内でも運転するなら) □国内移動のための航空券、切符等(あれば) □国際免許(旅行先でレンタカーを借りるなら)
□スーツケースの鍵
日中
□ガイドブック □旅行のスケジュール、ホテルの連絡先等 □ホテルの予約確認証(あれば)
□タッパーウェア □子供の食事用エプロン
□子供用スプーン □子供用フォーク □レンズ付きフィルム
ホテル内
□着替え一式 □Tシャツ、ジャージ □洗濯ひも&洗剤 □パジャマ □濃縮の麦茶*
□予備のハンカチ、ポケットティッシュ
□和食(おにぎり、味噌汁、醤油、ソース、マヨネーズ...)
□ドライヤ □コンセントアダプター □目覚まし時計
□フロス □シャンプー、リンス □シェーバー □シャワーキャップ
□ビニール袋 □石鹸 □化粧品 □予備の靴
□おむつ、おしり拭き、おむつ処理袋 □スポイト
□食器用洗剤(実際には持って行かなかった)
常備薬
□風邪薬 □胃薬 □整腸剤 □小児用睡眠薬 □解熱剤 □痛み止め
□体温計 □傷口消毒薬 □バンドエイド □虫除け、虫刺され(ムヒなど)
□酔い止め □滅菌パッド&防水バン □傷薬(メンソレータムなど) □うがい薬、内炎の薬
□冷えピタ □爪切り
その他
□写真(パスポートと同じもの) □ソーイングセット
□七徳ナイフ* □缶切り(七徳ナイフで代用) □バッテリー充電装置
□圧縮パック*
□水着、ビーチサンダル、バスタオル、浮き輪(ハワイのみ)
□クレジットカードについている海外で受けられるサービスのパンフ
現地調達
□洗面器又はバケツ
注:
- ベビーカー(B型)
- 最初は持っていくのをやめようかと思ったのですが、これは邪魔になるどころか必需品でした。荷物が多くなってくると、娘を家内がおぶり、ベビーカーに荷物を良く載せました。
- 飛行機に乗るときも、オーストリア航空では金属探知ゲートの後で貨物として預けさせられましたが、日本航空、ブリテッシュ航空では機内まで持ち込め、ドアのところで預けるだけでした。
- バスタオル
- 機内で追加の毛布の代わりにもなるし、下にも敷けるというので捨ててもいいぼろのバスタオルを持ち込みました。(でも実際にはあまり出番がありませんでした)
- 水筒
- 子供は喉が乾いたときにがまんできませんから、息子、娘それぞれに500cc入りの水筒をもたせ、麦茶を入れていました。この麦茶は、ヨーロッパ旅行のときは濃縮タイプの小さなパックに入っているものに(まるでコーヒーに入れる使い切りタイプのクリームの容器を一回り大きくしたようなものでした)ミネラルウォーターを入れて現地で作ったものです。ハワイ旅行のときはコンドミニアムでしたので、麦茶のパックを持参して毎朝新しく作ることができました。
- 常温保存牛乳
- 日本から250cc入りブリックパックを4パック持ち込みました。どうしても飲物がなくなってしまったときの緊急手段用として、常に携帯しました。 (これがあったせいで、ずいぶん気分的に楽でした)
- スリッパ
- 機内ではどうしても座りっぱなしで足がむくむので、靴を抜いてくつろぐために必需品です。それから、日本と違って海外のホテルでスリッパが用意されていることはまれですので、その時にも使います。また、息子は同じようなスリッパでよかったのですが、娘にはスリッパは無理なので、靴カバーのような室内ばきを用意しました。(ホテルの部屋の中でも裸足でいいのは本来ベッドの上だけです。ところが子供はそんなことはおかまいなし、部屋の中ではすぐ裸足になるので、この室内ばきで足を汚れから保護しました)
ハワイ旅行のときは、そもそも日本からサンダル履きでしたので、私は機内にはスリッパは持ち込みませんでした。でも、コンドミニアムではもちろん必需品でした。
- 歯ブラシ&歯磨き粉
- 結局今回機内では使いませんでしたが、長時間の搭乗でリフレッシュするときのために使い捨てのものを持ち込みました。
- またそれとは別に、日本と違って海外のホテルで歯ブラシ&歯磨き粉が用意されていることはまれですので、ふだん使っているものをスーツケースに入れ持っていきました。
- お菓子(煎餅、ビスケット..)、パン
- 子供はおなかがすくとがまんができないものなので、それをなだめるためには必需品です。
- ビデオカメラ
- 結構重くてかさばるので最初は持っていくのをやめようと思っていたのですが、あとでいい記念になると思い持っていきました。持っていってよかったと思っています。ヨーロッパ旅行のとき持って行ったのはハンディカムTR55という古いやつで、バッテリーは2時間のものを2つ持っていったところ全部で1時間半くらいの録画となり、バッテリー2本分は使い切りませんでした。(バッテリーの公称2時間というのは、実質1時間くらい撮れますので)それでも、ハンディカムの充電器はヨーロッパの200Vでも大丈夫なので変換プラグとともに持っていきましたが。
ハワイ旅行のときはすでに買い替えていたハンディカムPC10でしたので、楽勝でした。
- レンズ付きフィルム
- これはハワイ旅行のときだけです。ハワイといえばやはり海水浴ですが、潮風と砂はカメラにとって大敵です。それに、ときには海に下半身が入った状態でとるときもあります。そんなときに安心して撮影できるように2個持って行きました。あまり数を持って行くと高くつきますし、かさばりますから御用心を。
- クレジットカード(VISA、MASTER)
- ヨーロッパ旅行の頃はふだんはニコスビザカードを使っていましたので、そちらをメインに、さらにバックアップ用としてセゾンマスターカードを持っていきました。(実際にはビザしか使いませんでした)
- このニコスビザカードは、ゴールドカードでなく一般カードでも海外旅行の傷害保険や海外アシスタンスが付いています。しかも家族の分も。また、わたしの利用額では、ポイントをためてもらえる商品券の戻りが一番効率がいいのです。(小額でも戻りますので。ただ、換金率?は悪いようです。)
- セゾンマスターカードは年会費が無料なのでバックアップ用として最適です。
- ハワイ旅行のときは、JAL/DCカードでした。もちろん、マイレージのためです。
- CITYCARD
- これはシティバンクのキャッシュカードなのですが、海外では手数料なしで現地通貨で預金がおろせるというすぐれものです。ただし、預金残高が30万円を切ると、口座維持手数料がかかりますので注意。(旅行資金を使って口座を開いてしまい、後でお金がなくなったら即口座を解消という手もあります。)結構あちこちでおろせるし、24時間開いている無人窓口ばかりなので、重宝しました。これがあったおかげで、わずらわしいトラベラーズチェックのお世話にはなりませんでした。
- もっとも、ヨーロッパ旅行から帰ってきた後、口座を維持するだけのお金が残らなかったので(^^;)口座を解約してしまっています。
- ハワイ旅行の際には、富士銀行のインターナショナルキャッシュカードを準備し、預金もしておいたのですが、結局一度もおろさなかったので帰国後速攻で預金を払い戻しました。
- 補足情報はこちら。
- 洗濯ひも&洗剤
- ヨーロッパ旅行中は着替えを4日分にし、後は現地で洗濯しようとしましたが、意外にホテルでの乾きが悪く難儀をしました。最初ためしてうまくいかなかったので、今回は反則技ですが、ブダペストの友人宅で洗濯をしてもらいました。
- ハワイ旅行では洗濯ひもが大活躍でした。2本持っていればと思ったくらいです。気候がからっとしているせいですね。あと、Tシャツなどは現地でも少し調達しました。
- 濃縮の麦茶
- ヨーロッパ旅行では、これと、現地調達のミネラルウォーターで麦茶を作り、水筒に入れました。
- ちなみに、「濃縮麦茶ポーション」で調べてみるとこんな感じ。
- 和食(おにぎり、味噌汁、醤油、ソース、マヨネーズ...)
- わたしはそうでもないのですが、家内はヨーロッパについてからから良く和食を食べたがりました。それもあって持って行きました。家内がウィーンの国立オペラ座に行った晩の夕飯は、町中で買ったチキンナゲットとポテトと、フィッシュフライと、このおにぎりでした。
- ドライヤ
- ドライヤはヨーロッパのどのホテルもバスルームに備え付けられていましたが、子供達の髪を乾かすのには不便なことと、家内の髪には櫛の付いたタイプが必要とのことで、200Vにも対応しているタイプを持って行きました。
- ハワイにも持っていったのですが、気候のせいで乾かす必要がなく家内以外は使いませんでした。
- ビニール袋
- 大きい黒いビニールのゴミ袋は洗濯物入れ、小さい透明の袋は濡れ物や箱を開けた後に散乱防止としてお菓子入れに使いました。
- シャンプー、リンス
- 意外なことにリンスはヨーロッパではないホテルがありました。その代わり、バスフォーム(バスタブにたらしてお湯を注ぎ、泡立てるやつ。息子がやけに気に入っていました。)とシャンプーは必ずあったのですが。
- 洗面器又はバケツ
- 海外のホテルはシャワーが固定式で子供のシャンプーに不便だと聞いていたので、現地で買うつもりでした。でもヨーロッパ旅行では実際は飲んだ後のミネラルウォーターのプラスチックのびんをカットして代わりにしました。
- ハワイ旅行では、コンドミニアムチェックイン時にフロントで子供に砂浜遊び用のバケツ、シャベル、スコップ、浮かぶおもちゃ、ぬりえ、クレヨンをプレゼントしてくれたので、それで代用しました。
- 写真(パスポートと同じもの)
- パスポート紛失のときにいるというので一応持って行きましたが...本当にこれでよかったのかな?
- 七徳ナイフ
- 何かと重宝するこれですが、ヨーロッパ旅行ではナイフとハサミに出番がありました。
- 爪切り
- 一週間も行っていると、意外と爪が伸びるものです。
- 圧縮パック
- これについてはすでにご存じの方も多いと思いますが、ビニールの袋に衣類をつめて中の空気を抜くことにより荷物の「嵩」を減らすというものです。
- わたしが持って行ったのは、特に空気を抜くための道具が必要ないタイプのもので、持って行く時には文字どおり荷物にならずにすみました。このてのアイテムは、中の衣類が皺になってしまうので、下着類とか、帰りの洗濯物を入れるというのが常套手段です。帰りのロンドンのホテルを立つ前に、洗濯物をこの袋に入れてチャックを閉め、上に乗るだけでOK。かなり薄くなるしある程度まとまるし、いいとこだらけでした。ただもちろん、見かけよりかなり重い荷物ができ上がります。
- (但し、荷物詰めの達人は、ある程度の下着類はとっておき、他の大物の荷物を詰めた後の隙間にその小物の衣類をぎゅうぎゅうつめて全体の嵩を少なくするとともに荷物を固定させる様です...)
- 目覚まし時計・石鹸・スポイト・ソーイングセット
- 今回は出番なし。
その他
日本のトイレでは洗浄便座がかなり普及していると思いますが、海外では(多分)ないでしょう。ところが、あれになれてしまうとないと非常に困ります。そこで □携帯用のウォッシュレット を持参するというのはどうでしょう?1万円くらいで買えるようですし。心当たりのある方は、検討されることをお勧めします。ついでに、 □便座除菌シート があると安心かも。
(C)2003,2004 KAMEYAMA, Naoto
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