文化が違えば交流もままならないものだが、そのカルチャーギャップ以前に問題になるのが言葉の壁。そのために自動翻訳システムが存在し、しかも黒子のようにその存在を感じさせないで活躍している。いくつか会話を交わすだけで短時間のうちに通訳の役目が果たせるようになるだけでなく、まるで相手が自分の言語で話しているかのように聞かせてくれる先進的サラウンドシステムも装備している。
スタートレックでこれに関して扱われているエピソードはほとんどなく、このシステムが最初のうちうまく動作しない言語と出会ったシーンが一つ、それから言語変換はするもののまるで意味のない単語の羅列(というか、意味のない文章に訳してしまう)というエピソード(「Darmok」)が一つあるくらい。それから、人間の言語野が破壊されてしまうエピソードもあった。
人間同士ならまだしも、地球上では異種族間の交配は非常に似通った種でなければ難しいものだが、宇宙では比較的自由。(^_^;)人類とクリンゴン人のクオーターや人類とロミュラン人のハーフなどなど...(誰のことか判ります?)
じつはこれには訳があるようで、それに関するエピソードもある。