覇権主義の反省からか、宇宙艦隊ではテクノロジー(そしてカルチャー)が未発達の星に対して干渉することを禁じている。
唯一この最優先命令を無視することができるのは、船に危険が及ぶと判断されるときだけである。
カーク船長の頃はこれに関する明確な規定がなかったのか、気楽に惑星の文化に干渉し、地球人(あるいは連邦)にとって正義と思われる方向に歴史が歩むようにし向けていたのは周知の事実であるが、ピカード艦長は極力この誓いを遵守しようとして苦悩したようだ。それでも何回過去の誓いを破り(というか、船の安全を確保するために)惑星の文化に影響を与えてしまっている。この件については、法廷の場で検察側から糾弾されたことがあるのは有名な話。