ケイゾンの先回り
ケイゾン領域を離れネクリットエクスパンスに突入したわけですが、ケイゾン領域ではかのケイゾン・ニストリムのマージにさんざん悩まされました。これは考えてみると不思議なことです。最初オカンパで出会ったあと、この人物は最後の最後まで登場しています。ところが、ヴォイジャーは帰郷のため全速力で(全速力、でなくても少なくとも巡航速度でずーっと)アルファ宇宙域に向けて進んでいたはずなのです。となると、考えられることは、
- ヴォイジャーは実際にはあちらこちらと寄り道をしていた。(たぶん、艦長の好きな珍しい自然現象の観察をやりまくって寄り道していた。)
- ケイゾン艦は巡航速度でワープ9.7以上を出せた。
- ケイゾン艦はトランスワープが可能であった。
- ケイゾンには長距離転送の技術があった。
- ケイゾンを手助けしている別の種族がいた。
- マージには双子の兄弟(三つ子、四つ子?)がいた。
これらに対しては、
- こんなことをしたら艦内で反乱が起きている。それに、いくら恨みを持っているケイゾンでも、セクト間の対立があるし自分の領域というものがあるはずなのでずーっとヴォイジャーを追い続けていた形跡はない。
- ケイゾン艦は元々トレイブの技術なので、アルファ宇宙域よりも進んでいた。最大ワープ速度については言及がない。
- ケイゾン艦がトランスワープをやっていた形跡はない。(ケイゾン艦は通常のワープ航行をしていたはず。思い違い?)トランスワープはボーグの十八番。
- ケイゾンは転送技術を持っていない。
- 他の種族の形跡はない。
- セスカも何回か出てきている。そもそも、見ていても登場するのは同じ人物だとしか思えない。
ということで、可能性としては2が最有力、対抗が3です。さて、真実は?(笑)
いつも思うんですが、これってチキチキマシン大レースなんですよね。いつも先回りして他人のじゃまをするブラック大魔王ですが、そんな暇があればさっさと先に行ってしまえばぶっちぎりで優勝のはずなのに。
門の前へ
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