連合の歴史

(オフィシャルサイトよりピックアップ)
  1. 帝国時代

    帝国紀元前112年(112BIE)、Rochindaに率いられたヴェドランの科学者チームがスリップストリームを発見。

    連合歴紀元0年(0CY)、Huascar nax Yoweri将軍は6銀河系を征服し、ヴェドラン帝国を建国。Yoweriの妻が女王Yoweri I世となる。その後数世紀にわたり、帝国は2,000から百万の世界(コロニー(植民地)、アウトポスト(前進植民地)、ドリフトタウン(吹き溜まり居留地)、ハイガード中核の臣下たちなど)集合体に膨れ上がる。

    連合歴859年 ハイガード艦がカルデラの手に落ち、スリップストリーム技術が盗まれる。

    連合歴870年 帝国に対抗してカルデラ同盟が組織され、その後10年以上帝国を小マゼンラン星雲から駆逐することに成功。

    連合歴895年 ハイガードがカルデラを占領し同盟は消滅、カルデラ戦争は終結。

    連合歴1550年 Jeathの母星がヴェドラン帝国に併合される。

    連合歴2937年 ヴェドラン女王Yoweri23世が世継ぎのないまま死亡し、後継者戦争始まる。戦争は60年続き、1,000以上の世界が荒廃した。

    連合歴3336年 ハイガードがペルセウス星人母星Ugrothを征服し併合。その後勤勉なペルセウス星人は帝国の官僚組織にとってなくてはならないものになっていく。

    連合歴3812年 MakraiVII(マクライ7世?マクライ星第7惑星?)が平和裡に帝国に吸収される。

  2. 再建時代

    連合歴4150年 帝国の拡大と任官の減少から、ハイガードはヴェドラン以外を任用するようになる。

    連合歴4205年 ペルセウス星人の反乱が起き、すぐに鎮圧される。しかしこれを契機として選挙によるコンクレイヴ(帝国評議会)が設立される。

    連合歴4279年 ヴェドランの精神的指導者の下で帝国の解体と民主的な共和国の建国が投票で決まるが帝国政府はそれに抵抗し、内戦が始まりそうになる。ハイガードの最高司令官Sani nax Rifatiの仲介の元でヴェドラン女王は象徴としてのみ残り、権力は選挙によって選ばれる政府に移行した。ここに6つの銀河に渡る連合が成立し平和と反映の新時代が幕開けした。

    連合暦4352年 連合中の学問機関が協力しシステム大学が設立され、教育と知識の収集の中心となる。

  3. 発展と平和の時代

    連合暦6811年(西暦1885年) 哲学者フレデリック・ニーチェが「ツァラトゥストラはかく語りき」の最終巻を発刊。

    連合暦6883年 Ni Kau Primeのテラフォーミング(人類が生存可能になるように惑星を改造すること)の過程でピリアと遭遇。ピリアは報復措置としてレインボウ・サンズの近くのコロニーをピリア人向けに地獄のように暑い惑星に改造してしまう。いくつかの小競り合いの後、双方が相手方の領域を尊重することで合意する。

    ピリア
    6つの銀河中で高温の内惑星(太陽系でいうと水星や金星のような条件の惑星)に生息する知的生命体

    連合暦7085年 ペルセウス星人によるファーストコンタクト後30年間の教育の結果、地球が連合のメンバーになる。

    連合暦7756年 ヴェドラン以外ではじめて単独でスリップストリーム技術を開発したタン(Than-Thre-Kull)が連合への加盟を申請し、7762年に認められる。

    連合暦8400年 ポール・ムセヴェニ博士が最初のニーチアンコロニーとなるアイン・ランド・ステーション(Ayn Rand Station)を作る。

    連合暦8402年 最初のニーチアンであるドラゴ・ムセヴェニ誕生。

    連合暦8424年 ポール・ムセヴェニ博士が説明不可能な状況下で死亡し、息子のドラゴがニーチアンのリーダーとなる。

    連合暦8503年 「平和なる12世紀(1200年)」(Twelve Centuries of Peace)の時代の始まり。

    連合暦9112年 ナイトサイダーの母星クレンダー4号星(Krrendar IV)はナイトサイダー自身の手によって環境が荒廃してしまったため、連合の保護領となる。しかしスペシャリストの手によっても環境を元に戻すことができずクレンダー星系はピリアに割譲され、ナイトサイダーは母星を捨てて宇宙に出て行くしかなくなる。

    連合暦9688年 長い平和と危機の不在からハイガード解体の世論が高まる。

    連合暦9760年 ハイガード解体について連合の国民投票が実施され、賛成48パーセント反対52パーセントでかろうじて否決される。

  4. 衝突と再生

    連合暦9766年 人類、ペルセウス星人、ニーチアンが住むブランデンブルグ(Brandenburg Tor)が未知の種族に襲われ30億人の住民のほとんどが殺害される。マゴーグの出現。(ブランデンブルグの大虐殺)その後15年間にわたってマゴーグの襲撃は続くが、最初のブランデンブルグはもっともひどかった。

    連合暦9781年 連合とマゴーグの間でアンタレス協定が結ばれ、敵対行為の停止が約束される。ニーチアンはこの協定に反対し、マゴーグの殲滅を主張する。ニーチアンが支配する15の世界は連合から完全脱退しようとするがハイガードが安全を保障することで脱退を中止する。

  5. 長い夜:連合崩壊とその後

    連合暦9784年 連合転覆とニーチアン支配による帝国建立をめざしてニーチアンはハイガードを突如襲撃。ハイガードと、500以上の世界のホームガードが同時に攻撃され、アーガシー艦隊の母港のほぼ半数が破壊される。女王Sucharitkul XIIも専用船が待ち伏せされたときに暗殺され、地球は軌道から爆撃され、タンの母星San-Ska-Reへの攻撃は双方に甚大な損害を出しながらタンのホームガードによって防衛される。

    連合暦9785年 内戦は続き、ニーチアンはアーケロン・デルタ(Acheron Delta)でのハイガードの反撃を打ち負かす。さらに、ターン・ヴェドラがスリップストリーム航路から切り離される。アンドロメダと天の川銀河のほとんどの世界がニーチアンの支配下となり、San-Ska-Reが連合の暫定首都になる。

    連合暦9786年 魔女の顔星雲(Witchhead Nebula)でハイガード艦隊はより強力なニーチアンの艦隊に待ち伏せされるが、ほぼ相打ちになる。その後すぐマゴーグが中立地帯を越えニーチアンも連合も関係なく襲い始める。防衛をまとめあげる政府も恒星間通信もない状況ではそれぞれの世界は個別に自衛するしかなかった。

    連合暦9787年 ニーチアンを支配していたドラゴ・カゾフ一族がジャガー一族の裏切りにあい、ニーチアンも分裂する。Fountainheadは軌道上からの爆撃で居住不可能になり、ドラゴ・ムセヴェニの遺体はドラゴ・カゾフと同盟を組んでいたコディアック一族が回収し保管することとなった。

    連合暦9795年 自由貿易同盟が設立される。

    連合暦9797年 マゴーグに襲われ卵を産みつけられた地球の聖人が、奇跡的に意識を保ち続けながら卵がかえるまでの間おなかの子供に地球の宗教と哲学について語り続けた。その結果生まれたマゴーグは暴力を捨てて「ウェイズム」(the People of the Way)を創設し、自らの子供たちにそれを伝えていった。その後その教えは人類、タン、ペルセウス星人などに広がっていく。

    連合暦9856年 タンの支配する惑星の集合体がタン・ヘゲモニーを復活させ、小さいながらも宇宙で一番安定した世界となる。

    連合暦9888年 三角座はしか(Triangulum measles)が合併症を伴って大流行する。人口の90パーセントが死亡し、社会と経済が崩壊する。(これはある意味では戦争より怖い。マゴーグの襲撃を除いては、いくら戦争があっても人口の大部分が消滅したとはとても考えられないが、人口の90パーセントが死滅ということはまさに壊滅状態である。)

    連合暦9956年 ペルセウス星人ハスチュリがターン・ヴェドラへの航路を発見し無事に戻ってきたと発表するが、スリップストリームの中に長期間いたせいで気が狂ってしまったことから誰も信用しなかった。ハスチュリの死後航海日誌は紛失し破壊されたと考えられている。

    連合暦10065年 ドラゴ・カゾフが、同盟していたコディアックを裏切りドラゴ・ムセヴェニの遺体を奪い取り、コディアックを滅ぼす。遺体はドラゴ・カゾフ一族の母星、Enga's Redoubt(エンガの要塞)に安置された。

    連合暦10070年 カスタリアはニーチアンの支配者を倒し、レジスタンスの指導者だったリー首相によって民主的な政府が設立された。

    連合暦10083年 天の川銀河内を航行する宇宙船や宇宙空間コロニーが何者かによって襲われ始める。(レストリアンの勃興)

    連合暦10087年 アンドロメダ・アセンダントがヘファイストス星系のブラックホールのふちからサルベージされる。艦内ではブラックホールの重力と艦の反重力の影響で300年間時間が凍結していた。復活したディラン・ハント艦長は連合の復活を目指す旅に出る。


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