ジーン・ロッデンベリーの「アンドロメダ」

故ジーン・ロッデンベリーはスタートレックの生みの親として有名です。スタートレックは1960年代に放映が開始されたSFテレビドラマで、後にいくつもの映画も制作されています。また、このシリーズは現在でもテレビ、映画とも新作が制作され続けています。日本での知名度はいまいちですが、米国では非常にポピュラーな番組です。

そして「アンドロメダ」はスタートレックよりも厳しい世界で、それぞれの思惑を胸にした主人公たちの冒険譚。

ストーリー:
3つの銀河に広がった連合は、連合とマゴーグが条約を結んだのに怒ったニーチアンの用意周到な不意打ち攻撃にあって瓦解してしまった。それと同時に文明も緩やかな衰退に向かっていくことになる。連合最新鋭艦アンドロメダ・アセンダントはその最初の攻撃を受けた船で、大損害を受け乗組員は艦長を残し全員船外に退避する。船は敵を振り切るため近くのブラックホールにぎりぎりまで突入するが、事象の地平線間際で時間凍結してしまう。300年後(連合暦10,087年)サルベージ船ユーレカ・マル(単に「マル」とも呼ばれる)がこのアンドロメダ・アセンダントをブラックホールから引き上げ、アンドロメダは復活した。
状況を把握したディラン艦長はサルベージ船の乗組員をリクルートし、文明と連合の復興を目指して新たな旅に出発した。
ところがその途中、邪悪な神的存在アビスがマゴーグを従えて銀河にさらなる破滅をもたらそうとしていることがわかる。かろうじてその力をそぐことに成功するがマゴーグの脅威が復活するのは時間の問題で、残された時間はもうわずか。できるだけ早く連合を再建しなければならない!

というわけで、AXNにて現在放映中


登場人物

関連本(2004/10/8 update)

第4シーズン(2004/10/8 update)


関連サイト


関係本

(→紹介ページへ)

解説

人物・種族など

連合
アンドロメダ銀河のターン・ヴェドラにすむヴェドランが設立した。3つの銀河に渡る国家連合体。(詳細は連合の歴史を参照のこと。なお、第1話で3つの銀河といっているが、この歴史の書によると6つの銀河となっている。天の川銀河側が天の川銀河と大小マゼラン星雲、アンドロメダ銀河側がアンドロメダ銀河(M31)、M32、M33か?))連合の軍事組織がハイガードで、艦船運用部門がアーガシー、海兵隊(白兵戦や陸上戦部隊)が槍騎兵(Lancers)。
ヴェドラン
非常に歴史の古い種族。(→連合の歴史)ニーチアンの反乱以来ターン・ヴェドラ本星とは音信不通で、こちらの銀河にもヴェドランは残っているらしい。ヴェドランは外見が半人半馬だという。(→写真(第40話「未知の冒険」より))
ちなみに、ヴェドランはハイガード士官学校も設立している。
アンドロメダ・アセンダント
連合所属ハイガード艦隊グロリアス・ヘリテージ級重巡洋艦。XMC1-0284。同級10番艦。ハンガーデッキには100隻以上の船を搭載している。自立的な船の運営も可能で、その際はAIプログラムアンドロメダが多くのロボットを操って操作する。40発のノヴァ爆弾を搭載していたが、ブラックホールから再脱出する際に使い果たした。(たぶん)その後1発を補給基地から入手した。(第3話"TO LOOSE THE FATEFUL LIGHTNING")
連合暦9768年に地球のニューポート軌道造船所で建造されたが、マーク8スリップストリームエンジンが搭載されたのは9772年。最初の艦長はFatima Novarro。
攻撃時には本体の砲塔、ミサイル以外に敵ミサイル迎撃用に遠隔操作の攻撃船(第1話を見た限りでは、フォークの後ろに針がついたような形をしている。)、情報収集用にセンサー船を出す。防御システムは基本的に上記攻撃船の他弾幕、対空砲。その他に船外作戦や上陸作戦用の起動歩兵のようなものも搭載している。(第1話「長い闇が開けるとき」、第23話「広がる波紋」、第32話「王子」など)
船体はモノカーバイド。(第52話「安らかに眠れ」)
ニーチアン
遺伝子操作により強化された地球人。「争いと衝突こそが人間をよりよく強くする」というニーチェ主義を信奉することからこう呼ばれる。彼らは活力と意思を持つ強力な種族だが、その思想ゆえに自己中心的で傲慢な傾向がある。地球人より大きくすばやく強く、たいていの毒や病気には免疫がある。厳しい環境でも生き延びる力がある。体内にナノマシンを入れてあり重症でも自分だけで治すことができる。(ティアなど一部のニーチアンだけ?ベカも持っていたような…オフィシャルサイトでは連合の市民はみな持っているような記述がある。)出生の歴史については連合の歴史も参照のこと。
ちなみに、腕にあるのはボーン・ブレードと呼ばれるもので、腕の骨から伸びたとげ。刃物代わりや身を守るためのものらしい。(→レントゲン写真)
マゴーグ
凶悪な容貌と鋭い鈎爪を持つ。牙から麻痺毒を噴出すことができる。もともと凶暴で他の種族を襲って食べる生物だが、連合の崩壊後ごく一部に平和と強調を信奉する一派が現れた。レヴ・ベムもその一派らしい。(詳細は連合の歴史を参照のこと。)動作がすばやく力も強く聴覚等の感覚も鋭く、さらに怪我にも強く知能も高くニーチアン以上とも。単性生物で他の生物に寄生するように卵を産み付けるという(生まれるときは宿主を食い破るのだ)恐ろしい繁殖の仕方をする。獲物を壁などに固定するために口から糊のようなものを吐き出すこともできる。ハーパーに産み付けられたものから判断すると、10個前後同時に生みつけられたたまごはさなぎ状の幼生になって被害者の腹に巣くうらしい。
本拠地は約6千万光年先のM86星雲(おとめ座内。直径7万光年、所属する銀河群:おとめ群)。神は「アビス」と呼ばれる存在で、文字通りマゴーグを作ったらしい。このアビスには(神だけあって)ノヴァ爆弾も効果がなく、エネルギーを吸収してしまう。
ブランデンブルグの大虐殺で有名だが、ほかにもキングフィッシャーなども壊滅させている。
マゴーグは武器を使わずカギ爪で戦うと言われていたが、武器を使う種類もいる。
獲物を殺さないと食べない(食べる気が起きない)し、腹が減ると自分を消化する。
昆虫連盟
昆虫人間タン・トゥリ・クル(Than-Thre-Kull。単にタンとも。)の集合体。自力でスリップストリームを開発し約100の世界に植民していた。労働者、戦士、科学者、建設者、指導者の5つの階級を持ち、階級によって体の色が違う。アンドロメダ・アセンダントのパイロットをやっていた女性は戦士階級。イエローブラウンアンバーが労働者、ダークグリーンエメラルドが戦士、ブライトレッドルビーが技術者、ブリリアントブルーサファイアが科学者・学者、きらめくダイアモンドが指導者(と聖職者)。(色はAll Systems Universityより)連合とのかかわりについては連合の歴史も参照のこと。
そういえばクラリオン・オブ・ロス将軍には「夜明けの光輪が作り出す血のような影」という尊称がついていました。ついでにいうと、アンドロメダでパイロットをしていたディランの部下(で、友人だったらしい)は、リフレクションズ・オブ・ドーン「夜明けの反射」という名前です。
レストリアン
テロリスト。以前アンドロメダを襲い自爆した船もこの所属。宇宙旅行を止めることによって自然環境を保全しようとする過激派。連合の歴史も参照のこと。(ネタばれ:レストリアンを設立したのはハイガードの生き残り、バランス・オブ・ジャッジメント)
自由貿易同盟(FREE TRADE ALLIANCE, FTA)
レストリアンと敵対している。お金で態度を決める傭兵のような一面もあるらしい。商人と貿易業者による緩やかな同盟で、カルデラが支配する大マゼラン星雲以外では大きな勢力を持つ。連合の歴史も参照のこと。
ウェイズム
レヴ・ベムも信仰する宗教。信者はウェイストと呼ばれる。シャンティ殿下もここの高僧らしい。しかも創設者はマゴーグらしい。詳細は連合の歴史を参照のこと。
ペルセウス星人
青い肌の異星人。第8話「思い出への橋」では波動関数図を作ろうとし、第14話「ハーパー2.0」ではシステム大学の関係者でした。かれらは学術・研究が得意分野らしい。かれらの連合体?「シンティー」はディランが提唱する連合憲章にはじめてサインした。連合とのかかわりは連合の歴史を参照のこと。
部品同盟
意識をもった機械の集合体。任務に合わせて部品を組み合わせる。宇宙航行能力だけでなく、ワープもできる。(たぶん、人間を捕獲してワープ中のナビゲーションのために内部に飼っているんだと思う。神経だけ…)有機生命体を襲うことも多いようだ。ネタばれ:しかし、人間とのコミュニケーションのために作られた「HG」が自我に目覚め集合体から独立し従来の集合体と争いになっている…(第16話「部品の力」)
ピリア
宙に浮く水耕栽培の球根(それともクラゲ?タコ?)のような生物。人類は生存できない超高温の環境に生息する。彼らにとってリン酸アンモニウムには麻薬的効果がある。連合には加盟しておらず、技術力は連合より上とも。連合とのかかわりは連合の歴史を参照のこと。
オガミ
傭兵。第35話「溶岩とロケット」ではディランを執拗に狙った。子連れ狼拝一刀からの連想か?(正式にはオガミ・シスターフッドというらしい。)
カルデラ
ヴェドランからスリップストリーム技術を盗むなど、以前から連合と対立する生命体。第27話「さびれたバーから」ではオルティスを襲いディランたちと争いになった。連合とのかかわりは連合の歴史を参照のこと。
システム大学の情報によると、「人間より背が高いがほっそりして軽い。中空の骨のせいで、鳥類から進化したため。長い頭部を持ち一見は虫類風。卵生で、雄が抱卵した卵がかえるまで5〜6か月かかる。鳥のような鳴き声の声で話す。小マゼラン星雲出身。論争好きな性格で、大昔から連合とは争いを起こしている。彼ら自身は「混沌とした民主主義」を形成しているが、連合崩壊後は特に自分たちのテリトリーから他者を排除する行動が目立つ。」
また、別の記述によれば、大マゼラン星雲では20の政府からなる同盟がドイアン・イサベラ・オルティス(Doyen Isabella Ortiz)の元でカルデラと戦っていたが、連合歴10078年にはカルデラが勝利を収めている。
チチン
信頼のおけない商人として有名。
ボーカン(bokor)
寄生生命体。キスを介して人から人へ感染する。感染後犠牲者が死んでから神経系をのっとり、ゾンビのように操る。
シンタ
惑星シンタイダで創造のエンジンを守っていた部族。シンタ・レディ(女性。額にダークブルーの日の丸、大きなかんざしを2対、巨大な三角の眉。)がリーダーをつとめる。ネイティブ・アメリカン風だが、銃も使う。
フラックス
トランスと同族の男性(?)。第38話では、トランスと同様変身し、フレッチャー、デュランとチームを組んでいた。
ジェナイト 純粋遺伝子の騎士
遺伝子操作された人間を排斥する組織。特にニーチアンを根絶やしにしようとしている。(第43話「純粋とは」)
神殿騎士団
200年前にジェナイトから分派した。指導者はコンスタンティン・スターク団長(以前は提督だったらしい。呼び方はコンスタン・スターク提督、コンスタンザ・スターク提督など)(第64話「英雄のたそがれ」)現在はジェナイトと敵対しています。元の精神は崇高だったようだが、少なくとも指導者は長期にわたる戦いで…
タラゼド
アンドロメダの生き残りが住んでいたタラゼドですが、実在する星だったようです。(最近気づきました。)わし座γ星ですね。ちなみに、わし座α星はアルタイルです。

科学技術

スリップストリーム
ヴェドランが開発した超光速航行法。航行中は光の渦や長く伸びた根っこの間をぬって進むような視覚効果がある。量子結合が紐のように星と星をつないでおり、船はそれに沿って航行する。うまくいけば銀河間(数十万光年以上)を数分で抜けられるらしい。この量子効果の中で正しい道を選択する(というか、可能性の中から現実を選択する)ことができるのは生体生命体だけで、AIコンピュータでもこれはできないらしい。(だからアンドロメダだけではスリップストリームが利用できず、必ずパイロットがいるらしい。)航行中は船内に時間のぶれが発生し、ものが二重に見えたりする。
ただし、日本語吹き替え版では残念ながら「ワープ」と表現されている。
恒星の重力を利用したほうがやりやすいため、スリップストリームは基本的に太陽系(の近く)から他の太陽系(の近く)への移動となる。また、間違って恒星間空間に出てしまうと、そこから脱出するためのスリップストリーム入り口を形成するのは大変らしい。(下手するとそこで立ち往生になる。)第49話「果てなく続く孤独」でベカとトランスがそんな目にあっていました。
ノヴァ爆弾
超強力な爆弾。太陽に打ち込めば超新星化させることができその場合その星系を壊滅させることもできる。人体に悪影響を与える放射線を出すボルテリウムを包含する。
量子もつれ/宇宙の波動関数図
これを解明すると、テレポーターが作れるらしい。トンネル効果からの連想か?
パッド(正式名称はflexi)
この時代に使われている紙/移動端末。半透明のフィルム状というところが特徴的。
フォースランス
ハイガードが好んで使う伸縮する槍状の武器。先端から超小型ミサイルも発射できる。DNAを認識するため所有者しか使えず、所有者以外が使おうとすると内蔵バッテリーが放電して使った人間を昏睡させる。ライトにもなる。(第3話)ただし、暗証コードを盗まれると他人でも遠隔操作できる。また、第1話でラーデ副長が曹長のものを使っていたところを見ると、上官は部下のものも使えるのか?すくなくとも、ちゃんと設定しておけば他人でも使える。(第33話「バンカー・ヒルより」)
アンタリアン・タンドラ・フラワー
もっとも酸素の供給効率がいいといわれる植物。アンドロメダに積載されている。(第1話)絶滅したといわれていた。(第17話「銀河に漂う恐怖と憎悪」)
モノ・モレキュラー・ラッシュ
第19話「戦略結婚」でニーチアンのエルゼベットが使っていた鞭のような武器。名称から想像するに、単分子チェーン(ラリー・ニーブンのノウンスペースシリーズででてくる非常に細くて強靭な単分子の紐で、物質を簡単に切断できる。)みたいなものらしい。事実頑丈にできているはずの宇宙船の船殻をあっさり切り抜いていたし。
ポイント・シンギュラリティ・プロジェクタ(PSP,Point Singularity Projector)
第14話「ハーパー2.0」で賞金稼ぎのイェーガーが使っていた兵器。名前からするとマイクロブラックホールミサイルらしい。(ポイント・シンギュラリティというのはブラックホール内部で時間と空間の意味がなくなる「特異点」の意味。)第28話「人間 VS AI」でそこらへんがはっきりしました。ちなみに、これに使われているのがPSPテクノロジーで、マゴーグお得意の兵器がポイント・シンギュラリティ砲(原語はPoint Singularity Weapon)。
PSL
percent of the speed of light,光速に対する速度のパーセント。通常空間で使われる速度の単位。
APライン
アンチプロトンライン。反陽子導管らしい。ちなみにアンドロメダの動力源がアンチプロトンで、物質反物質反応の対消滅を利用しているらしい。ただし、何らかの方法で生成しタンクにため、普段はそこから利用する。(ということは、おおもとの動力源(アンチプロトンの製造に必要なエネルギー)はなに?(^^;)量子ゆらぎでしょうか…)
EMレンズ
スリップストリームドライブ内にあって、物資−反物質反応を制御する?(スタートレックでいうところのダイリチウム結晶?)
四次元立方体
空間を操る超テクノロジー。四次元を迂回することで三次元上での壁を迂回(壁抜け)したり、三次元上では離れた距離の間を一瞬に移動したり(テレポーテーション)できる。
スリップファイター
アンドロメダの艦載艇。見た目はアンドロメダのミニチュア。そのほかシュライク戦闘艇、ヤヌス無人戦闘艇、オラクル、ケンタウルスなどという名前が出てきますが、艦載機かどうか、また具体的にどういうものかは不明。
バッキーケーブル
ボール状炭素分子をフラーレンというが、そのうち炭素原子60個からなるものをバッキーボールという。バッキーケーブルはここからきているのか?

その他

現在は…4947年?5161年?
第14話「ハーパー2.0」でハーパーは作成中の超音速ジェット機のことを説明する際に、「今から3,000年前の1947年製」と解説しています。(この超音速ジェット機のことはBell X-1 "Glamorous Glennis"(英語。スミソニアン国立航空宇宙博物館のサイト。)を見てください)この3,000年前というのは約でしょうが、それでもアンドロメダの時代は西暦4947年頃だと推定できます。
連合の歴史から単純に計算すると、ニーチェの著述の年から判断して連合暦と西暦の差は4926年だから、ディランが時間凍結から目覚めた連合暦10087年は西暦では5161年となり若干差があります。
この差はハーパーの発言が「約」だからなのか、それとも連合暦と西暦では1年の長さに差があるのかどうかは不明です。物語的には「約」のせいだという気がしますが、科学的には違う惑星で1年の長さが同じほうが珍しいはずなので長さに差があるという説明のほうが納得できます。
クラッジ
ニーチアンがニーチアン以外のヒューマノイドを呼ぶ蔑称。
舞台のスケール
実はアンドロメダは、これまで私が見たことのない距離的スケールで展開されています。行動範囲が直径600万光年近くに及んでいるのです。普通のSFはせいぜい天の川銀河(私たちが住んでいる地球もこの銀河内にある。ミルキーウェイギャラクシー。)内で直径10万光年程度。たまに見かけるストーリーで290万光年先のアンドロメダ銀河までの往復くらい。ところがアンドロメダは下記の直径600万光年の局部銀河群が舞台なのです。これはたぶんスリップストリームによるおかげと思われます。ちなみに、連合は三つの銀河に広がっているそうですが、やはり天の川銀河、アンドロメダ銀河、マゼラン銀河なんでしょうか…(でもマゼラン銀河は二つあるし)→これは、三角座銀河がどうやら天の川銀河、アンドロメダ銀河に次ぐ三番目の銀河のようですね。第67話「崩壊の惑星」でそんなようなことを言っていました。

その局部銀河とはどういうものでしょうか。天の川銀河の周囲では、直径600万光年の範囲で30以上の銀河がローカルグループを形成しており、その中でも特に三つ大きな銀河があります。天の川銀河、アンドロメダ銀河(M31、290万光年先。テキストによっては230万光年先)、M33(これはちょっと小さめ。300万光年先。)です。また、この大きな銀河のそれぞれ周囲には小さめの銀河が集団を形成しており、大小マゼラン星雲(両方ともほぼ20万光年先)は天の川銀河の、M32はアンドロメダ銀河の集団に属します。(注:距離はいずれも天の川銀河から)

どうです?イメージできましたか?

参考:

ところで、スタートレック世界ではギャラクティック・バリヤーがあって、天の川銀河から外に出るのは大変なんですがね。(TOS "Where No Man Has Gone Before"、 TOS "Is There In Truth No Beauty?")

ちなみに、アンドロメダ星雲(アンドロメダ銀河)の中心にはアンドロメダ・ツインコアと呼ばれる二つの巨大ブラックホールがあり、現在ターン・ヴェドラに行くためにはここを抜けるルートしかないらしい。(第21話「心地よき光射す」)で、天の川銀河の中心ブラックホールはひとつだと思っていたらそうでもないかもしれないらしい。(→銀河中心に24個、ブラックホール−−大家寛・東北大学教授が発表

さらに、第21,22話で出てくるおとめ座銀河団はもっとも地球から近い銀河団で、距離約6千万光年、直径約1,200万光年だそうです。

連合憲章へのサイン
シーズン1では憲章サインは6個。 シンティー、カスタリア(血のサイン)、シェヘラザーデ・ドリフト、エンキンドゥ、ショーペンハウアー。あと一つは多分メビウス。(サインしたシーンは記憶がないが、その後メビウスの情報網や士官学校などの話が出てくるので。)ちなみに目標は50個。
ネタばれ:ところが、第42話「死と悪のナイト」であっさり50個目のサインを手にします。
ニュースサービス
トラベラーズエイドというニュースサービスがあるらしく、そこでティアに1千万の賞金がかけられた。(第23話)

その他

(その後のエピソードで解決していることも書いています)
アンドロメダはTribune Entertainment Companyの商標です。
The photos on this page are from the Gene Roddenberry's Andromeda official site and are copyright 2001, Tribune Entertainment Co. (followed by the rule on http://www.andromedatv.com/community/fanpolicy.html)
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