故ジーン・ロッデンベリーはスタートレックの生みの親として有名です。スタートレックは1960年代に放映が開始されたSFテレビドラマで、後にいくつもの映画も制作されています。また、このシリーズは現在でもテレビ、映画とも新作が制作され続けています。日本での知名度はいまいちですが、米国では非常にポピュラーな番組です。
そして「アンドロメダ」はスタートレックよりも厳しい世界で、それぞれの思惑を胸にした主人公たちの冒険譚。
ストーリー:
3つの銀河に広がった連合は、連合とマゴーグが条約を結んだのに怒ったニーチアンの用意周到な不意打ち攻撃にあって瓦解してしまった。それと同時に文明も緩やかな衰退に向かっていくことになる。連合最新鋭艦アンドロメダ・アセンダントはその最初の攻撃を受けた船で、大損害を受け乗組員は艦長を残し全員船外に退避する。船は敵を振り切るため近くのブラックホールにぎりぎりまで突入するが、事象の地平線間際で時間凍結してしまう。300年後(連合暦10,087年)サルベージ船ユーレカ・マル(単に「マル」とも呼ばれる)がこのアンドロメダ・アセンダントをブラックホールから引き上げ、アンドロメダは復活した。
状況を把握したディラン艦長はサルベージ船の乗組員をリクルートし、文明と連合の復興を目指して新たな旅に出発した。
ところがその途中、邪悪な神的存在アビスがマゴーグを従えて銀河にさらなる破滅をもたらそうとしていることがわかる。かろうじてその力をそぐことに成功するがマゴーグの脅威が復活するのは時間の問題で、残された時間はもうわずか。できるだけ早く連合を再建しなければならない!
というわけで、AXNにて現在放映中
その局部銀河とはどういうものでしょうか。天の川銀河の周囲では、直径600万光年の範囲で30以上の銀河がローカルグループを形成しており、その中でも特に三つ大きな銀河があります。天の川銀河、アンドロメダ銀河(M31、290万光年先。テキストによっては230万光年先)、M33(これはちょっと小さめ。300万光年先。)です。また、この大きな銀河のそれぞれ周囲には小さめの銀河が集団を形成しており、大小マゼラン星雲(両方ともほぼ20万光年先)は天の川銀河の、M32はアンドロメダ銀河の集団に属します。(注:距離はいずれも天の川銀河から)
どうです?イメージできましたか?
参考:
ところで、スタートレック世界ではギャラクティック・バリヤーがあって、天の川銀河から外に出るのは大変なんですがね。(TOS "Where No Man Has Gone Before"、 TOS "Is There In Truth No Beauty?")
ちなみに、アンドロメダ星雲(アンドロメダ銀河)の中心にはアンドロメダ・ツインコアと呼ばれる二つの巨大ブラックホールがあり、現在ターン・ヴェドラに行くためにはここを抜けるルートしかないらしい。(第21話「心地よき光射す」)で、天の川銀河の中心ブラックホールはひとつだと思っていたらそうでもないかもしれないらしい。(→銀河中心に24個、ブラックホール−−大家寛・東北大学教授が発表)
さらに、第21,22話で出てくるおとめ座銀河団はもっとも地球から近い銀河団で、距離約6千万光年、直径約1,200万光年だそうです。
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