バビロン5サーベイ

疑問点(ネタバレ注意)

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大ネタバレ…第60,61話のまとめ

最後のシャドウとの戦闘は1000年前で、そのときヴォーロン、ミンバリ連合は最終段階で敗北を覚悟したが、シンクレアが未来から持ち込んだバビロン4が戦闘に投入され、かろうじて勝ちシャドウをザハドゥームへ追いやった。(投入のタイミングは実際には不明。バビロン4を強化する時間はあったようにも思える。シンクレアの時間軸では、このバビロン4を過去に持ち込む作戦は次のバビロン4をシャドウから救った「後に」ひきつづいて行われた。)持ち込む直前、シンクレアは地球人のままでは信頼されないことからデレンも使った機械でミンバリ人に変身し、「ミンバリ生まれでないミンバリ人」ベーレンとなる。ベーレンはその後1000年後(900年後?)の自分とデレン宛てに手紙を書く。正しい時期に開封され、シャドウの目論見を妨害させるために。ちなみに、ザトラスはシンクレアについてこの時代に来ている。

6年前。バビロン4完成直前には、その重要性を知っていたシャドウが、核融合爆弾を持ち込んで事故に見せかけバビロン4を破壊しようとしていた。ホワイトスターは無事に6年前に戻り、シャドウの攻撃からバビロン4を守ったものの、その際爆発した核爆弾の衝撃はホワイトスターを襲い、シェリダンのタイムスタビライザーは破壊された。シェリダンは時空のゆがみに巻きこまれ、未来のセントーリに放り出される。ホワイトスターはバビロン4を正しく過去に戻さないとシェリダンも救出できないと考えバビロン4転移作業を進める。原子炉に必要な装置を取り付けるが、バビロン4は稼動後24時間で一時的に不安定になり2年前(この時点からは4年後)に移動する。

2年前。バビロン4は過去にさかのぼる途中で2年前(バビロン4の時間軸では4年後)に一度姿をあらわし、バビロン4の乗組員はそのときバビロン5に退避することができた。この退避作戦を指揮したのは、当時のバビロン5司令官、シンクレアである。このときザトラスは一時バビロン4クルーに拘束されるが、退避最中に事故にあい、それを宇宙服を着たデレンが救出する。(第20話「出現!バビロン4」)

現在。イプシロン3のドラールがグレートマシンを操作して時空の裂け目をセクター14に起こし、6年前のバビロン4への道を開いた。過去に戻りシャドウを阻止するためシンクレア・シェリダン・イワノヴァ・デレン・レニアー・マーカス・ザトラスのチームがホワイトスターに乗り込む。時間をさかのぼるために必要な機材がイプシロン3のドラールから送られ、ドラールに命令されたザトラスがそれをホワイトスターまで運んだ。船に装備して時空遷移を制御する装置と、人間を時空のねじれから身を守るためのタイムスタビライザーである。タイムスタビライザーは大きめのバッジをしており、各人が身につけた。そして6年前にジャンプする。

17(?)年後。タイムスタビライザーの故障したシェリダンがたどり着く。そこは、シャドウ戦争には勝ったものの、破れたシャドウがセントーリ国土をひどく荒らし、無残な姿をさらしていた。しかも、その荒廃はシャドウ戦争終結後にセントーリを助けなかったからだとシェリダンは非難される。非難した相手は、年老いてひどく疲れたセントーリ皇帝、モラーリだった。 しかし実際には、シャドウの眷属(?)に肩に寄生されたモラーリの芝居で、モラーリはシェリダンと、同じくとらわれていた未来のデレンをひそかに解放する。(ちなみに、その際二人の息子のデービッドは無事であると伝えられる。)その直後モラーリは「旧友」ジカーに自分を殺してもらうように頼むが、その途中シャドウの眷属が目覚め、二人はお互いに首を締めあって死んでしまう。その直後、その場に現れたヴァーは皇帝のしるしを手に呆然と立ちすくむ。


関係サイト

登場人物(ネタバレ注意)

変化の具合 … 「ここにいる誰も…見かけ通りではない」(ネタばれ!!)

バビロン5、第5シーズン以後の歴史(長い時間の視点で)

その他

回転による疑似重力場下で、回転方向と逆方向に走ったら?

この状態における物体の絶対座標でみた場合の運動は、回転速度と全く同じ場合静止していることになる。もちろん、実際には走る行為のためには床方向への重力が必要だし、走る際には床を蹴る反作用として斜め上方向に力を受ける。

それでもある時点では運動量をゼロにすることも理論上は可能であり、このとき空気抵抗がなければ物体は絶対座標上を静止することになる。この状態を円環内部からの相対座標でみた場合、物体は床から一定の距離を保ったまま猛スピードで回転とは逆方向に飛んでいくように見えるはずである。これは、メリーゴーランドに乗った客からは、それを外から見ている客が猛スピードで前から後ろに飛び去っていく状態に等しい。実はこのような状態にするためには回転とは逆方向に猛スピードで走る必要があるためで、これ自体は何の不思議もない。

ところで、このような円筒地面の場合、地面から離れる方向にはコリオリ力が働きますね。(球面、例えば地球地表面、とは違い、円筒表面だけでは働かないだろうけど。この点はX^2さんにご指摘いただきました。)

挨拶

国の慣習として、日本では挨拶のときにお辞儀をし、米国では握手をする。米国のドラマは異星人でもたいてい握手なのだが、ミンバリはお辞儀をするしナーンも腕を胸に当ててからお辞儀をする慣習のようだ。

回転による重力場

バビロン5の外周内表面の擬似重力が1Gと仮定します。つまり、普段ドラマで出てくるところが地球表面と同じ重力ということです。また、回転の遠心力による擬似重力を使う場合、1分1回転を超えると気分が悪くなるという話しがあります。多分目が回る、ということなんでしょうね。(以前雑誌「宇宙船」でそのような記述を見ました。)そこでとりあえず余裕を見て2分で1回転していることにします。本当は画面を見ながらストップウォッチで計ってみればいいんでしょうが…(笑)

すると、加速度=半径×角速度2、角速度=2×円周率×(1/回転数)のはずだから、
 9.8(m/s2)(1Gの重力加速度)=半径(m)×(2×円周率×(1回転/120秒))2
なので、半径は
 半径=9.8÷((2×3.14×(2/60))2=3575(m)
つまり、半径3.6キロの巨大な建造物ということになります。

ところが、バビロン5の全長は第2シーズンのオープニングで8キロといっていますから、映像で出てくるバビロン5の図体を考えると、この3.6キロはちょっと大きいです。もう少しスリムに見えますよねぇ。私の見た目では、この半分くらいのイメージです。

ちなみに、オニール博士の「島3号モデル」では、直径6.5kmのシリンダー型コロニーを2分間に1回転させて、内部に0.9Gを発生させることになっているそうです。→Space Colony

トイレ

第13話のトイレのシーン、最初は何をやっているのかわかりませんでした。シンクレア司令官なんか、左手をブースの上にかけてやけにリラックスしていたし(^_^;)トイレのシーンは後のエピソードにも出てきます。

名言

第14話「ルールのない格闘技ムタイ」にて、モラーリ大使曰く「右にはバカモノ、左にはバケモノか…」。誰のことは言うまでもなく(^^;)

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