バビロン5サーベイ
疑問点(ネタバレ注意)
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- バビロン1〜3破壊の経緯、4消失の謎 →4については第20話「出現!バビロン4」である程度わかりました。来る大戦争のために時間移動させられたようです。やった人は…シンクレア大使。協力したのはデレン大使。
- ミンバリ連邦降伏の謎、その中でのシンクレアの役割 →第23話「新司令官シェリダン着任」でレニアー副官によって語られています。シンクレアはミンバリに拉致され、調査されました。その結果、地球人がミンバリ人と魂を共有していることがわかったのです。戦争を終わらせるためグレイ評議会は一方的に降伏せざるを得ませんでした。
- デレンはグレイ評議会メンバーらしいが、なぜ隠すのか、そもそもグレイ評議会とは
(ナーン政府のジカーにグレイ評議会のことを言われたときにデレンが異常に怒ったのはなぜ)
→グレイ評議会自体はミンバリの最高意思決定機関のようで、聖職者カーストだけによって構成されているようです。なぜ隠すかは不明。
→その後、グレイ評議会はミンバリの3つのカースト(聖職者、戦士、労働者)からそれぞれ3人選出されて構成される最高意志決定機関であることが判明。しかし、デレンの変身がもとでデレンは評議会を追われ、かわりに戦士カーストから後任が選ばれることで3つのカースト間のバランスが崩れることになりました。ちなみに、ミンバリ人にとって3は安定、完全を示す数字らしく好んで使われます。ミンバリ戦艦も三角ですね。
- ヴォーロン帝国、ヴォーロン人の正体は、その意図は
→ヴォーロン人(ら)と若い種族との関わりについて、第42話「闘いの暗号通信」で真相が語られます。元々古代種族の光と闇が大戦争を起こし、ヴォーロン人はその光側、シャドウは闇側でした。敗れ去った闇側は長い間潜伏していましたが徐々に力を蓄え復活をたくらんでいます。(ちなみに、第13話でのコッシュとのやりとり、非常に短いんですがゾクゾクします。)光側ではこの宇宙域に唯一残ったヴォーロン人が若い種族(ミンバリ、セントーリ、ナーン、地球)と協力して闇と対決しようとしているのです。もっとも、セントーリは闇の手先になりはてています。
- 10億年前の種族:ファースト・ワン
- 10万年前に大戦争(ミンバリとファースト・ワンが協力)
- 千年前に戻ってきた
→さらにヴォーロン人そのものの正体が第44話「シェリダン暗殺計画」で明らかになりました。「天使」だったのです。元々私もヴォーロン人の正体が1.本体は実はあのヴォーロン船 2.実は天使(リタがコッシュの姿を再度見たがったこと、背中に小さな羽根があることより)のどちらかではないかとにらんでいたのですが。ちなみに、コッシュの名は「コッシュ・ナラネク(Kosh Naranek)」です。
→この件はさらに根が深いことが分かりました。「大多数のファーストワンたちが去ったとき、シャドウとヴォーロンだけは去らずに残った。新しい種族たちの見張りと手助けが仕事だった。だが、お互いの手法には同意を見なかったんだ。ヴォーロンは秩序と規律の中に力が生まれると信じ、シャドウは対立から進化が生まれると信じ戦争を起こした。最初は双方のバランスがとれていた。彼らは約束に従って、立場を尊重しあった。だが、次第に変わっていった。あるときお互いに、自分たちの方法が正しく、また唯一の方法だと決めたんだ。」(最古のファーストワン、ロリエンから聞いた過去のいきさつを話すシェリダン司令官。第69話「40発の電気ムチ」)
さらに、「最近起こった数々の事件のせいでヴォーロンはシャドウとシャドウに関わった者すべてを破壊するしかないと確信した。どっちが勝つとかは問題じゃなくなるのよ。70光年以内にいるものは誰一人、生き残れないわ。」(リタ)というわけで、単純なヴォーロン=善、シャドウ=悪という構図ではなくなりました。
- サイコープスの意図は(政府の管理から離れすべてを支配する?)。ちなみに、テレパスは1,000人に一人、サイコキノは10,000人に一人。さらに、サイコキノの半分は精神を病んでいる。(この割合は高くないか?)また、ナーンにだけテレパスがいない。
→その後、テレパスが対シャドウの武器として使えることから、ヴォーロンが(地球人などに)テレパスを増やしたこと、逆にシャドウはそれをサイコープスを押さえることによって逆手にとろうとしていることが分かってきました。
- ジカーに弱みを握られているロンド・モラーリという設定(パイロットエピソード)は引き継がれるのか、ジカーが飲んだ(と思っている)発信機の設定は引き継がれるのか
→これはどうも出てきそうもないです。
- ローレル・タカシマ少佐は左遷されたのか。ちなみに、カイル医師とリタ・アレキサンダーはヴォーロン人の正体を知ったために地球に呼び戻されたのではないかといわれている。(第8話)
→第41話「あばかれるテレパス」でふれられますが、どうもそのようです。
→ただし、リタはその後コッシュ付きとして帰ってきます。(第3シーズン後半から)リタ曰く、「私の体内に宿っていたコッシュ」…というわけで、ヴォーロンを頭の中に入れられるように改造しました。
- ガリバルディの過去(問題解決能力もふつうで(それでも第2話でナーンがセントーリの植民星を侵略したときは海賊船捕獲のための情報を入手するのに役立ったが)軽くて、とても「扱えないが有能な」男には見えない。ただし酒癖は悪く、飲み始めると止まらない。)
- シグマ957周辺の怪現象 →これはシャドウですね。
- 進化したジェイソン・アイアンハートはまたでてくるのか
- セントーリ共和国母星(もしかすると単にロンド・モラーリの出身地かも)とバビロン5との距離がたったの75光年。(第8話)ナーン本国とバビロン5の距離もたったの12.2光年。(しかも光が来るまでに12時間??)(第13話)
- 第15話「聖杯を探して」で、
アルダス・ガイアッジ「二つの階級間(聖職者カースト・デレンの属するカーストと、戦士カースト)で意見が一致したことはないのですか」
デレン大使「あります。その結果恐ろしいことが… ある出来事が示すように、恐ろしいパワーが… もう二度と、あんなことがないように願っています」
とあるが、これは地球−ミンバリ戦争のこと?(たぶん)
- セントーリの身体特徴 →すくなくともしっぽのようなものがあるらしい。(第21話「命懸けの治療!レイク症候群」)
- ミンバリはアルコールを摂取すると凶暴になる(レニアーだけ?)(第21話「命懸けの治療!レイク症候群」)
- ベーレンの予言書とは? →ベーレンはミンバリの宗教カーストの始祖のようだ。
→とおもったら、ベーレンはなんとミンバリ人に変身したシンクレアでした!!ミンバリ生まれでないミンバリ人として、来るべき戦いに備え、バビロン4を持ってサトラスとともに過去に戻ったのです。(詳細は下記参照)
- バビロン5はイプシロン3の軌道を回っているようだが、この惑星は、ナントカ星座の5番目の星(イプシロン)の第3惑星ということ?
→バビロン5はイプシロン・エリダニにある。ここは地球から10.49光年の位置!(惑星を持つ恒星の中では地球に最も近いといわれている)
- バビロン5はブラウン・グリーン・レッド(商業地区)・ブルー区に分かれている?
- 地球同盟は14の太陽系に24の惑星を支配している。
- リタの行動に矛盾が?第30話「サイ・コープスの秘密組織」でベスターをだましておきながら、第41話「あばかれるテレパス」では恐ろしい真実が明らかになった。
- セントーリがマスドライバーを使用しています(第42話「闘いの暗号通信」)が、はっきり言ってこれは危険すぎ。惑星の重力井戸内へ小惑星を落としたら、落下点が廃墟になるのはまだしも天候の急変や津波、地殻変動などを引き起こし、簡単にその惑星を壊滅状態にできるはず。手軽でしかも最強といってもいい。
→とおもったら、ヴォーロンやシャドウはもっと恐ろしい。ヴォーロンのプラネットキラーは地殻にミサイルを打ち込んで惑星の殻に熱核反応!!をおこさせ、惑星をばらばらにしてしまうもの。シャドウの方は雲のようなもの(シャドウクラウド)で惑星表面を多い、惑星表面を完全に破壊してしまう兵器を使います。(第70話「恐怖のプラネット・キラー」)
- うさんくさいナイトウォッチ
→ナイトウォッチが公安省の私的情報収集組織として牙をむき始める。(第44話「シェリダン暗殺計画」)
- ケファーはシャドウを追っていて死んだのか?(第44話「シェリダン暗殺計画」)
- ロンドはコッシュの姿が見えたのか、見えなかったのか?(第44話「シェリダン暗殺計画」)見えたのなら自分は堕落したので見たといえなかったと考えられるし、本当に見えていないのなら光の存在は堕落したロンドには見えなかったことになる。
- この予言の意味は?(第54話「潰えた願い」)
ターハン皇帝第三夫人 レディ・モレラ(演ずるのはメージェル・バレット・ロッデンベリー)がモラーリ大使に:
「旅の終わりに待ち受ける炎から逃れるためにはまだ3つのチャンスがあります。すでに2つはフイにしました。視力のない目を助けなくてはなりません。すでに死んでいる人を殺してはいけません。そして最後は、一番恐れている者に屈服するのです。自分が滅びる覚悟で。もしほかのすべてに失敗してしまったら、それが最後の救いのチャンスです。あとひとつ。あなたは皇帝になります。その運命は避けて通れません。(ヴァーに)あなたも皇帝になります。二人のうち一人がなります。どちらかが死んだのちに。」
→最初のは、片目を失ったジカーを助けるということ?(第71話「皇帝暗殺計画」)
- ザックに救出される直前、ラップに包まれたガリバルディに「コンタクトを確認。プログラム始動。」と声がかかります。いったいガリバルディはシャドウ艦の中で何をされたのでしょう。ちなみに、シャドウ艦の中で審問者の声が「バビロン5を離れた後、何があった」としつこく聞いていますが…(第69話「40発の電気ムチ」)
- リタの人に言えない秘密(ベスター談)とは?(第73話「暗黒の使者」)
- これは疑問ではなく、ネタバレですが、デレンはベーレンの子孫、つまりシンクレアの子孫でした。デレンはグレイ評議会に就任の際、ベーレンが残した変身の道具であるトライル・ミナリ(triluminary)に反応しますが、そのせいだったわけ。さらに、地球・ミンバリ戦争開戦を最終的に決めたのがデレンその人でした。ファーストコンタクトの際ミンバリ戦士カーストの「砲門を開いて近づく」習慣に地球人が敵意を感じて発砲し、その結果指導者デュカットはその場で死亡します。グレイ評議会の対応は復讐と対話で真っ二つに分かれますが、師デュカットの死に激昂したデレンは最後の一票を戦争に投じたのでした。(第75話「異種族の結婚」)
大ネタバレ…第60,61話のまとめ
最後のシャドウとの戦闘は1000年前で、そのときヴォーロン、ミンバリ連合は最終段階で敗北を覚悟したが、シンクレアが未来から持ち込んだバビロン4が戦闘に投入され、かろうじて勝ちシャドウをザハドゥームへ追いやった。(投入のタイミングは実際には不明。バビロン4を強化する時間はあったようにも思える。シンクレアの時間軸では、このバビロン4を過去に持ち込む作戦は次のバビロン4をシャドウから救った「後に」ひきつづいて行われた。)持ち込む直前、シンクレアは地球人のままでは信頼されないことからデレンも使った機械でミンバリ人に変身し、「ミンバリ生まれでないミンバリ人」ベーレンとなる。ベーレンはその後1000年後(900年後?)の自分とデレン宛てに手紙を書く。正しい時期に開封され、シャドウの目論見を妨害させるために。ちなみに、ザトラスはシンクレアについてこの時代に来ている。
6年前。バビロン4完成直前には、その重要性を知っていたシャドウが、核融合爆弾を持ち込んで事故に見せかけバビロン4を破壊しようとしていた。ホワイトスターは無事に6年前に戻り、シャドウの攻撃からバビロン4を守ったものの、その際爆発した核爆弾の衝撃はホワイトスターを襲い、シェリダンのタイムスタビライザーは破壊された。シェリダンは時空のゆがみに巻きこまれ、未来のセントーリに放り出される。ホワイトスターはバビロン4を正しく過去に戻さないとシェリダンも救出できないと考えバビロン4転移作業を進める。原子炉に必要な装置を取り付けるが、バビロン4は稼動後24時間で一時的に不安定になり2年前(この時点からは4年後)に移動する。
2年前。バビロン4は過去にさかのぼる途中で2年前(バビロン4の時間軸では4年後)に一度姿をあらわし、バビロン4の乗組員はそのときバビロン5に退避することができた。この退避作戦を指揮したのは、当時のバビロン5司令官、シンクレアである。このときザトラスは一時バビロン4クルーに拘束されるが、退避最中に事故にあい、それを宇宙服を着たデレンが救出する。(第20話「出現!バビロン4」)
現在。イプシロン3のドラールがグレートマシンを操作して時空の裂け目をセクター14に起こし、6年前のバビロン4への道を開いた。過去に戻りシャドウを阻止するためシンクレア・シェリダン・イワノヴァ・デレン・レニアー・マーカス・ザトラスのチームがホワイトスターに乗り込む。時間をさかのぼるために必要な機材がイプシロン3のドラールから送られ、ドラールに命令されたザトラスがそれをホワイトスターまで運んだ。船に装備して時空遷移を制御する装置と、人間を時空のねじれから身を守るためのタイムスタビライザーである。タイムスタビライザーは大きめのバッジをしており、各人が身につけた。そして6年前にジャンプする。
17(?)年後。タイムスタビライザーの故障したシェリダンがたどり着く。そこは、シャドウ戦争には勝ったものの、破れたシャドウがセントーリ国土をひどく荒らし、無残な姿をさらしていた。しかも、その荒廃はシャドウ戦争終結後にセントーリを助けなかったからだとシェリダンは非難される。非難した相手は、年老いてひどく疲れたセントーリ皇帝、モラーリだった。
しかし実際には、シャドウの眷属(?)に肩に寄生されたモラーリの芝居で、モラーリはシェリダンと、同じくとらわれていた未来のデレンをひそかに解放する。(ちなみに、その際二人の息子のデービッドは無事であると伝えられる。)その直後モラーリは「旧友」ジカーに自分を殺してもらうように頼むが、その途中シャドウの眷属が目覚め、二人はお互いに首を締めあって死んでしまう。その直後、その場に現れたヴァーは皇帝のしるしを手に呆然と立ちすくむ。
関係サイト
登場人物(ネタバレ注意)
- 地球:ジェフりー・シンクレア司令官→ジョン・シェリダン司令官/ローレル・タカシマ副官→スーズチカ・ハーシェンカ・イワノヴァ副官/マイケル・ガリバルディ警備主任→ザック警備主任/ベンジャミン・カイル医療部長→スティーブン・フランクリン医療部長/サイコープス リタ・アレキサンダー→タリア・ウィンタース/サンティアゴ大統領→クラーク大統領
- ナーン:ジカー大使/コタース副官→ナターフ副官
- セントーリ:ロンド・モラーリ大使/ヴァー・コットー副官
- ミンバリ:デレン大使/レニアー副官
- ヴォーロン:コッシュ大使/副官なし
- シンクレアの彼女:キャロリン・サイクス→キャサリン・サカイ
- タリアの元彼氏:ジェイソン・アイアンハート タリアの元夫:マシュー(マット)・ストーナー
- 裏稼業のカマキリ男:ナグラス(Thrakallan crime lord n'Grath。第3話の地図、第6話のボディガード、第11話でのガリバルディとの会話。)
- ロンドの妻:ティモフ、ダクエヤ、マリエル(のちに一人を除き離婚)
変化の具合 … 「ここにいる誰も…見かけ通りではない」(ネタばれ!!)
- シンクレア司令官→ミンバリ人、しかも例の「ミンバリ生まれでないミンバリ人」
- シェリダン司令官→惑星間同盟大統領
- タカシマ副官→ヴォーロン人の秘密をかいま見地球に呼び戻されそのまま退場。たぶんカイル医療部長も同じ。
- イワノヴァ副官→身体と心に深い傷を負い退場(→その後復帰し、将軍まで昇進し、さらにデレン、シェリダンを継いでレンジャーを任されるようになる。)
- ガリバルディ警備主任→ベスターに頭の中をいじられる→アルコール依存症再発(→リサと結婚し大会社の影の支配者(?))
- リタ→ヴォーロンの最終兵器。念動力で監視カメラを破壊するなどお手の物。多分、P12以上。
- ジカー大使→市民ジカー→聖人(本人はいやがっているが)
- モラーリ大使→モラーリ首相→モラーリ皇帝、ただしシャドウの眷属付き
- ヴァー副官→ヴァー大使(→ヴァー皇帝)
- デレン大使(ミンバリ人)→地球人とのハーフ
- レニアー副官→レンジャー (→レンジャー(というかシェリダンというか)を裏切り逃亡、放浪。その後は不明)
- レンジャーマーカス→イワノヴァに命を与え死亡
- コッシュ大使→コッシュ大使(言い張っているだけか?(笑))
バビロン5、第5シーズン以後の歴史(長い時間の視点で)
その他
回転による疑似重力場下で、回転方向と逆方向に走ったら?
この状態における物体の絶対座標でみた場合の運動は、回転速度と全く同じ場合静止していることになる。もちろん、実際には走る行為のためには床方向への重力が必要だし、走る際には床を蹴る反作用として斜め上方向に力を受ける。
それでもある時点では運動量をゼロにすることも理論上は可能であり、このとき空気抵抗がなければ物体は絶対座標上を静止することになる。この状態を円環内部からの相対座標でみた場合、物体は床から一定の距離を保ったまま猛スピードで回転とは逆方向に飛んでいくように見えるはずである。これは、メリーゴーランドに乗った客からは、それを外から見ている客が猛スピードで前から後ろに飛び去っていく状態に等しい。実はこのような状態にするためには回転とは逆方向に猛スピードで走る必要があるためで、これ自体は何の不思議もない。
ところで、このような円筒地面の場合、地面から離れる方向にはコリオリ力が働きますね。(球面、例えば地球地表面、とは違い、円筒表面だけでは働かないだろうけど。この点はX^2さんにご指摘いただきました。)
挨拶
国の慣習として、日本では挨拶のときにお辞儀をし、米国では握手をする。米国のドラマは異星人でもたいてい握手なのだが、ミンバリはお辞儀をするしナーンも腕を胸に当ててからお辞儀をする慣習のようだ。
回転による重力場
バビロン5の外周内表面の擬似重力が1Gと仮定します。つまり、普段ドラマで出てくるところが地球表面と同じ重力ということです。また、回転の遠心力による擬似重力を使う場合、1分1回転を超えると気分が悪くなるという話しがあります。多分目が回る、ということなんでしょうね。(以前雑誌「宇宙船」でそのような記述を見ました。)そこでとりあえず余裕を見て2分で1回転していることにします。本当は画面を見ながらストップウォッチで計ってみればいいんでしょうが…(笑)
すると、加速度=半径×角速度2、角速度=2×円周率×(1/回転数)のはずだから、
9.8(m/s2)(1Gの重力加速度)=半径(m)×(2×円周率×(1回転/120秒))2
なので、半径は
半径=9.8÷((2×3.14×(2/60))2=3575(m)
つまり、半径3.6キロの巨大な建造物ということになります。
ところが、バビロン5の全長は第2シーズンのオープニングで8キロといっていますから、映像で出てくるバビロン5の図体を考えると、この3.6キロはちょっと大きいです。もう少しスリムに見えますよねぇ。私の見た目では、この半分くらいのイメージです。
ちなみに、オニール博士の「島3号モデル」では、直径6.5kmのシリンダー型コロニーを2分間に1回転させて、内部に0.9Gを発生させることになっているそうです。→Space Colony
トイレ
第13話のトイレのシーン、最初は何をやっているのかわかりませんでした。シンクレア司令官なんか、左手をブースの上にかけてやけにリラックスしていたし(^_^;)トイレのシーンは後のエピソードにも出てきます。
名言
第14話「ルールのない格闘技ムタイ」にて、モラーリ大使曰く「右にはバカモノ、左にはバケモノか…」。誰のことは言うまでもなく(^^;)
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