古いPCで本体のハードディスクから起動しないときのことを考えて、フロッピーから起動してUSBフラッシュメモリにアクセスできるかどうかテストしてみた。テストマシンはSatellite440CT。
windows98seで起動ディスクを作る。必要なファイルはIO.SYS、MSDOS.SYS、COMMAND.COM、HIMEM.SYS、JKEYB.SYS、JKEYBRD.SYS。但し、標準ではシステムファイルと登録された拡張子が表示されないので、表示された状態で確認する。
さらに、テキストエディタでconfig.sysファイルを作る。
DEVICE=HIMEM.SYS DEVICE=JKEYB.SYS /106 JKEYBRD.SYS device=USBASPI.SYS device=Di1000dd.SYSという内容のテキストファイルを作成し、フロッピーに保存する。メモ帳の場合、保存直後のファイル名がconfig.sys.txtとなっているので、config.sysに修正する。
次にUSBのハードディスクのmhairudos.zipをダウンロードし、内容を展開した後同様にフロッピーにコピーする。
最後にFDなどのファイラーもフロッピーにコピーしておく。
USBフラッシュメモリを本体に挿した状態で起動すると、見事にアクセスできるようになりました。ただ、日本語フォントがないので文字化けします。(文字化けするのはファイルを絞りすぎたためで、WinFAQやDOSの緊急ブート・フロッピーを作成するなどを参考に作成する起動ディスクをベースにすれば、容量が収まるようにすれば大丈夫でしょう。)ロングファイルネームもだめでしょう。(K-Launcherのようなファイラーならいいかも。)なお、起動ディスクが作れない場合は、DR-DOSやFreeDOSでもたぶんうまくいくでしょう。
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