起動時の電源ファンエラー回避

ファン用電源変換ケーブル(ファン用3ピンオス-4ピンオス大)を購入し、ハードディスクへいっている電源ケーブルのあまりに4ピンオスを接続します。3ピンオスのほうは端から2本、黒と黄を切断し、分解した電源ファンの同じく黒と赤(黄はない)につなぎます。ちなみに、電源ファンのうち残った青は、そのままマザーボードに差します。

これで電源からファンに電気が供給されるようになり、かつマザーボードの電源ファン回転検知センサーにも信号が来ることからエラーが出なくなりました。

写真は以下のとおり。

ちょっとわかりにくいですが、電源ファンへの電源供給。右上に白っぽく移っているのが本体電源からハードディスクへ供給している電源の分岐。ここに買ってきたファン用電源変換ケーブルの4ピンオス大の方のコネクタをつなぎ、そこの黄・黒が電源になるので、これをファンの赤・黒に接続します。左下に立っているのが電源ファンです。このファンは故障したパビリオン2000本体の電源ユニットをばらして取り外しました。それぞれのケーブル被覆をカッターでむいて、黄−赤、黒−黒に接続しています。
ちなみに、写真をよく見ると、ファンから上に向かって残りの青ケーブルが伸びているのがわかります。これがマザーボードにつながります。

マザーボードの接続部分。写真上CPUのすぐ脇(下)に4ピンのコネクタを接続できる場所が二つあります。(赤・黒・黄のほうはCPUファン用のケーブル。)写真中央の黒・赤・青のケーブルがつながっているところが電源ファン関係です。実際にはファン回転数センサーは青ケーブルなので、これだけつなげばOK。(赤と黒は切断されています。実際には切断端面の処理もお忘れなく。ショートすると最悪マザーボードがだめになるかも。)

写真はいずれもケータイで写したのものですので、映りが悪いことはご容赦ください。

参考サイト ハードウェア環境の中の「Pavilion2000を直す」のところ。


電源交換

ちなみに、ケース付属の電源はファンがうるさかったので、ATX12V Ver2.2  450W電源 AP-450GSに交換してます。

さらに簡単改造

まずは写真をご覧ください。

実はこれまでのやり方では、無駄に古い電源ファンをまわしておく必要がありました。今回は電源ファンの回転数検知ラインをCPU冷却用のファン回転数検知ラインへつないでやることによって、エラーを回避したのです。

具体的には、中央にあるコネクタのうち左側の茶色いものが、見てのとおりCPU冷却用ファンへの電源と検知ラインです。黒と赤が電源、黄色が検知ラインです。同様に右側の黒いコネクタが本来パビリオン2000の電源につながっていた電源と検知ラインです。。しかし今はケースを変えてしまったので電源の冷却用ファンへのラインは切断されています。それが右側のコネクタの黒と赤です。で、問題は残りの青のライン。これがCPU冷却用ファン回転数検知ラインなので、これを延長し、左側の黄色の線の途中に無理やりつなぎます。黄色のラインの途中の被覆をはがし、そこへ青いラインの端を巻きつけました。これでCPUファン回転数検知ラインの信号が、電源用にも分岐・検知されることになりました。

この結果、起動時のBIOSチェックをだますことに成功し、CPU、電源とも同じ回転数で回っていると表示されるようになりました。


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