うちのパフォーマ588はCPUが68040(LCから換装済み)の33MHz、メモリ52MB(購入時本体8MBだったものに8MB増設してもらい、最終的には増設し直して16MBと32MBのSIMMがささっているため8+16+32MB。)、ハードディスク500MBで、メモリを除いてはスペック的にはかなり時代遅れですがOSをMacOS8.1にかえ、現役でばりばり働いています。
最新のOSはとうとう68kに対応しなくなってしまいましたし、PowerPCネイティブのみの市販ソフトやオンラインソフトも多くなってきましたが、無理をしない範囲でこのマシンで頑張っていきたいと思っています。もちろん、改造するというのも手です…(うちのMacを改造するとしたら?)
さて、その他の周辺機器は、
・外付けハードディスク 4GB(SCSI) |
私の使い方では今はけっこうあちこちがガラガラです。パーティションを4つに切って、起動用に1ギガ、アプリケーション用に1ギガ、データ用(オンラインソフトのアーカイブや、よそのホームページを丸ごとおとしてきてしまっておくところなど)に1ギガ、キャッシュ用に1ギガ割り当てています。起動用とアプリケーション用が違うと不便なこともあるのですが、システムの新規再インストールがやりやすいようにこうしています。 | |
・外付けハードディスク 500MB(SCSI) |
この中にはついこの間までMacOS7.6.1が入っていました。簡単に外付けSCSIハードディスクから起動できるので、4GBのを買うまでこれが主力の起動ディスクでした。現在はこちらにNetBSD/mac68kを入れようと頑張っていますが、普段は電源が入っていません。ちなみに、内蔵のIDEのハードディスクの方も、ふだんはマウントしないように設定しています。 | |
・アナログモデム56k | テレホーダイを利用して深夜と早朝に接続し、ある程度気長にやるならこれで十分でしたが、最近はCATVインターネットにイーサネットでつながっているので出番があまりありません。 | |
・ZIPドライブ | この中にもMacOS8などが入っています。いらないものを削ってあるので、システム以外に30MB近くあいています。 システムフォルダをいじりそうな危なそうなアプリケーションをインストールして試すときや、コンフリクトが心配される機能拡張やコントロールパネルを試用するときはこれを利用しています。 もちろん、他にオンラインソフト保存専用のメディアや、大事な(自分で作成した)ファイルのバックアップ専用のメディアもあります。なにせメディアもそう高くないので、気軽に増設(?)できます。 AT互換機のシンクパッドとも共有しています。(ケーブルを付け替えるのですが) |
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・ビデオキャプチャー ボード |
パフォーマ588はもう古い機種になりましたが、AV対応になっているので安い(1万7千円だった)ビデオキャプチャーボードをつなぐだけで画像が取り込めます。チューナーがあればマックでテレビも見られるので、ビデオデッキがつながっています。(チューナー付きのボードもあったのですが、高くて買う気になれませんでした。) | |
・カラープリンタ (EPSON MJ-810C) |
これも1世代前のやつなので最近はやりの写真画質までは及びませんが、写真でも少し離れてみればまぁまぁ見られる画質で出力してくれます。(現在はVAIOにMJ-900Cがつながっていますが、そちらはUSBなのでマックから直接は使っていません。) 年賀状の本文と、宛先を書くのに大活躍しています。 |
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・MacTap+ | 延長コンセント。ただし、マック本体の電源と連動して制御できるものです。ADBにもつながれており、キーボードの電源キーを押すとまず周辺器機に通電されます。そしてしばらくしてから本体が立ち上がるので、ハードディスクやスキャナをいちいち手動で立ち上げておく必要がありません。ワンタッチで全システムを(しかもキーボードから)立ち上げられるのです。 | |
・FinePix1200 | デジタルカメラ。2000/1/20に買いました。29,800円(税別)で、マックとの接続ケーブル(シリアル)やソフトもついているオールインワン型の131万画素タイプです。(あいかわらず安いのばかり買っています。)機種によっては接続キットが別売だったり、付属していてもWindows用しかついていなかったりするのでお買得だったと思っています。 | |
くらいです。いずれも2〜4万円のもの。
速度的にも下のような使い方をしている限りはストレスを感じません。PowerPCでないことや、FPUがないことも実際にはほとんど支障がないです。ただし、MacOS8にしてから、コンテクストメニュー用の追加モジュールがPowerPCネイティブのものばかりなのでこれだけは困っています。最近フリーのFinderPop(コントロールキーを押さなくてもコンテクストメニューが出てくる)を使おうとして使えませんでした。それから、NetBSDやBeOSのような他のOSを試そうとするときもダメですね。
MacOS8.5からはそもそもインストールできなくなってきましたし、MacOS8の68kにたいするスタンスも上に書いたとおりちょっと微妙なところがあるので、こんな意見の人もいます。
種類 | 使用ツール | コメント |
電子メール | Postino Classic 1.3.1 |
フリー。電子メールクライアント。フィルタ機能があり、表題とプレビュー画面を上下に二分割できることから、メーリングリストのメール処理で重宝している。タイトル間はカーソルキーで移動できるのでプレビューを見ながらキーボードでどんどん未読処理できる。 |
ネットサーフィン | Netscape Navigator 3.0.1[ja] |
ブラウザの定番。MacOS8にしてからも、これと次のInternetExplorerだけは突然ハングする。 もちろん世の中にはすでにNetscape Communicatorがあるが、うまく起動できないためこのまま。(この件については関連情報あり) |
Internet Explorer 4.01 |
フリー。Netscape Navigatorと熾烈なシェア争いを続けているブラウザ。バージョンアップごとに使い勝手が良くなってきた。ページを画像も含め丸ごとアーカイブの形でダウンロードできるのが便利。 |
|
ネットニュース | NewsWatcher-J18.4 |
フリー。ネットニュースクライアントの定番。 いろいろ亜種(パッチを当てるものや、拡張されたYA-NewsWatcherなど)が存在するが、皆ファイルタイプとクリエータが同じなので混乱することがある。(アイコンが同じで、別のもインストールした後で下手に設定ファイルから起動すると思ってもいないバージョンが起動する。) たまにいきなり落ちるので、ニュースグループの既読情報をこまめに保存するようにしている。 |
ファイル検索 ファイル転送 |
Anarchie Pro 3.6.1 |
25ドルのシェアウェア。もちろん登録済み。archieをかけるときのの定番。anonymous ftpでファイルをgetするときにも使用できる。(もちろんanonymousでなくてもよい。) 最近は、サイトの丸ごとダウンロード機能もついて、どんどん機能が増え、とうとう名前まで変わって(Interarchy)、PowerPC専用になってしまいました。 |
NetFinder 1.2 |
10ドルのシェアウェア。もちろん登録済み。FinderライクのFTPクライアント。ホスト側のファイルはファインダーのリスト表示のように表示され、ファイルのgetもputもドラッグアンドドロップでOK。 ホームページの更新はこれでやっています。ハードディスク上のファイルを日付けでソートし、新しいファイルだけをドラッグアンドドロップでおしまいですから。 もっと新しいバージョンも出ていますが、レジスト代が別に必要なので使っていません。 |
ホームページ作成 htmlソース作成 |
TK HTML Edit 0.3.1 |
フリー。htmlソースエディタ。ハイパーカードベースのため特にテキストを入力するときにストレスを感じるが、インライン入力をオフにすればOK。見え方の確認には、他のブラウザを使う必要あり。 市販品を買う気がない人にはお勧め。私も最初からこれを愛用しています。 |
画像作成 | クラリスワークス 2.0v2 |
パフォーマに付属していたもの。通常は商品として販売されている。バージョン4.0がテキストエディタ中心の改訂だったため、バージョンアップは行っていない。それぞれのモジュールの機能は専用ソフトにはかなわないが、とりあえず使う分には十分。 実際には私はVer5も持っているので、使い分けています。(送料無料だったときに米国から個人輸入したもの) |
Gif Builder 0.5 |
フリー。もともとクラリスワークス2.0がGIFで保存できないため使い始めた。手軽に画像をアニメーションGIFに変換してくれる。透明化GIFももちろん可。お勧め。 |
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Enhance 4.0 |
一般商品の廉価版フォトレタッチソフト。ColorIt! 3.2.1からのアップグレード。元々廉価のColorIt!を、米国のとあるフリー電子メールニュースで掲載されていたディスカウントのオファーにのってオンラインで購入。最近さらにそれをユーザー割り引きのかたちでEnhanceにアップグレード。(ColorIt!にはレイヤーがないと言う致命傷があったので。)デジタル入力された写真などはとかく暗くなりがちなので、これで見栄えよくしている。 |
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サポートツール | InternetConfig 1.2 |
フリー。インターネットに関する情報(サーバーや個人情報の設定、ヘルパーアプリケーションの登録など)を一元的に管理するアプリケーション。最近のインターネット関連アプリケーションには、これに対応しているというか、前提にしているものも多い。最新版は2.0であるが、私の以前の環境では1.2でないとICeTEeでクリッカブルURLにならなかったのでそのまま。(たとえばSimpleText上にあるURLをコマンド+クリックしてもNetscapeNavigatorが立ち上がらない。) |
ICeTEe 2 |
フリー。もともとはInternetConfigに付属していた(今は独立して配付もされている)、TextEditをアクティブURLにするソフト。これがあると、SimpleTextがURLランチャーに早変わり、簡易ブックマーク管理ソフトとして使えてしまうのです。 |
|
その他 | WhatRoute 1.1 |
フリー。インターネット上の経路情報を調べてくれるソフト。これを使えば自分のプロバイダから目的のサーバーまででどこがネックになるのかわかる。 |
Fetch |
25ドルのシェアウェアのFTPクライアントの定番。登録していないので使っていない。 |
これ以外にOperaという選択肢もありますが、日本語表示に問題がある(ShiftJISしか表示できなかったり、ShiftJISでも文字化けするところがある)ため使おうとしても苦労すると思います。
古いマックの活用(システム関係)
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