nao's blog

2009年8月9日（日曜日）、本日は一敗二引き分け。

最初はメトロに乗るときのスリ。典型的な手口で、乗る人間が多くて混んでいるところへ乗り込む時小学生くらいにしか見えない女の子が声をかけてきた。「ムッシュー」といいながら左手首を叩くしぐさ。（腕時計を指しながら時間を聞くジェスチャー）ところはこちらは腕時計もしていなければフランス語も少ししか分からないし急いでもいたので無視してどんどん奥へ入っていったら、その子はあわてて車両の外へ。ドアにはさまれながら逃げていきました。気をそらしながらかばんを探るという手口ですが、こちらの気がそらされなかったので被害なし。逃げられたので引き分け。

次はルーブル美術館の下のナポレオンホールのお店で。やはり混んでいて狭いところに身を入れ商品を見ていると、ふとかばんが軽くなる。みるとチャックが半分開いている。もともとかばんが重かったせいで、チャックが開くのに気づいたわけです。白い帽子をかぶった、普通の女性でしたが気づかれたと知ってさっさと逃げていきました。被害はありませんが、またも逃げられたので引き分け。

最後はスリではありませんが、機械相手に。シャルルドゴールの駐車場で出るときにゲートのところではなくあらかじめフロアで駐車料金を支払ったのですが、７．２ユーロのところ油断して２０ユーロ紙幣を入れたら、コインは出てきたものの紙幣のおつりはなし。１０ユーロ損してしまった。（もともと紙幣のおつりはないのでしょうか・・・）これは１敗。

あと、当日１８時ごろのターミナル1（ANAなどの出発するほう）の免税手続き窓口。がらがらでした。

宗教画などは神様や天使が出てくるので考えようによっては変な表現なわけですが、今回見かけた出物はこちら。（笑）

一見まともですが、


刺さってる、刺さってる！


神様光臨？


金ぴかのデススターみたいです。


これは画集か何かで見た気がする。このサイズでは分かりにくいですが、野菜でできています。


通路の真ん中にこんな絵が飾ってあるのですが、


その裏にこれが。間違い探し？


最後に、アトムのご先祖様？

今日は月に一度の美術館無料の日。ルーブル美術館に行ってきました。

開館は９時ですが、８時５０分についてリヴォリ通りの入り口からもぐり並んだときの様子。正面の明るいところが逆ピラミッドのところです。

このあと開館し、開館１０分後には中に入れました。無料の日のうえ８月で観光客が増え混んでいるのかと思いましたが、割と楽勝。有名どころもほとんど人がいない状態で鑑賞できました。

ただし、本命のモナ・リザだけは別格。

こんな感じで混雑してました。それでも、日本の混雑とはずいぶん違う気がします。少し粘れば一番前まで行けますし。


なお、入る場所は、まともに１のピラミッドから入ろうとすると並ばされるので、２のリヴォリ通りからエスカレーターを下ると、逆さピラミッドへの列にアクセスできます。手前に入場券の自動販売機もありますので、目立つピラミッドから入りたいという希望がない限り、こちらのルートのほうが楽そうです。

ちなみに、入場券のチェックは、ピラミッド下の各翼へつながるエスカレーター上のところです。で、ピラミッド入り口や、逆ピラミッド近くでやっているのはセキュリティチェック（かばんの中身チェック）だけです。先にセキュリティチェックだけやっておけばピラミッド下から逆ピラミッドまでのショッピング・レストランエリアに入ることができ、美術館への入場はそのあとというわけです。