パリ市内のギマール建築おすすめ

アール・ヌーヴォーのギマール建築のうち、特徴がよく出ているものを紹介します。
ちなみに、たいてい入口扉上のあたりにギマールの銘が建材に直接掘り込まれています。

41 Rue Chardon-Lagache
建材の色のせいか非常に古く感じる。道に面したところに銘あり。窓の形状、配置、窓格子デザインなどにギマールらしさが。


14 Rue Jean de la Fontaine
定番の建物。出入り口のゲートが有名。その左上に銘が。


142 Avenue de Versailles
角の比較的大きな建物。丸みを帯びた出窓などに特徴が。大通りに面した扉右上に銘あり。


11 Rue François Millet
入り口でおじさんがタバコをすっていたため、あまりよく撮影できず。扉右の窓のさらに右上に銘あり。ここもやはり丸い出窓、手すり。


60 Rue Jean de la Fontaine
珍しく背の低い、三階建て。集合住宅ではなさそう。柱や手すりなどがそれっぽい。ゲートも。扉左上に銘を発見。


17, 19, 21, rue La Fontaine, rue Agar, 43 rue Gros
一続きの大きな建物で、出入り口が複数ある。これも出窓、手すりが特徴。角部屋は三枚の出窓が丸くせり出している。17番出入り口右上に銘あり。
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チーズその7


上はVazerac。Quercy産の生山羊乳から作ったシェーブル。1個230g5.72ユーロ。シェーブルなので山羊乳独特の風味と固まり感(粒は感じないがクリーミーでもない)があります。なかなかよい。

下はLivarot AOP。Normandie産のウォッシュタイプ。型崩れ防止のために回りに巻かれているのは紹介サイトによるとガマのようです。今回のものはきつい臭いがほとんどありませんでした。皮ごと食べてもOKで、むにょっとした感触で独特の風味があります。ネットで見るとどれもリヴァロはにおいがきついとありますが、今回勧められたものは食べたウォッシュタイプの中で一番まろやかでした。ホールで17.22ユーロ。(今回買ったのは半分です)

値札が手書きで独特なので、そちらも一緒に乗せておきます。


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ヴェルサイユ宮殿へバスで

ヴェルサイユ宮殿へバスでいく行き方のおさらい。

1.メトロ9番線で終点のPont de Sèvreまで行きます。
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2.着いたら進行方向前方の出口に向かい、171番のバスの表示があるほうに進みます。
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3.エスカレータをあがると、目の前に171番乗り場があります。自動券売機もありますので、持っていなければ買っておきましょう。ディスプレイに後何分くらいで来るか出ているかもしれません。始発です。ちなみに、ゾーン1-2のカルネ(回数券)も有効で、片道1枚です。
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4.平日なら8〜9分間隔、日曜日は15分間隔のようですが、時刻は正確ではないのであくまで運行間隔だけ参考にしましょう。
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5.バスが来ました。普通の前乗りバスです。終点としてChâteau de Versaillesが表示されていることを念のため確認しましょう。
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6.終点です。すぐ先に宮殿が見えます。近すぎて行くまでの間の散策の楽しみがないかも。土産物屋もないくらい近い。
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7.ちなみに、帰りのバス停は広い道を挟んだ反対側です。今乗ってきたバスがそのままぐるっとまわってあちらに着きます。
始発から終点までですから間違いませんし、着いた先も宮殿とは目と鼻の先でお勧めです。これでカルネを使えばメトロとバスで2.54ユーロ。(2012年6月現在)バスに乗っている時間は35分程度。
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参考までに、RERのC線で行くとたとえばパリ市内INVALIDESからVersailles-Rive-Gauche Châteauまで3.25ユーロ、30分で大差があるわけではありませんが、駅から宮殿までは意外と歩きます。また、INVALIDESから乗るときはVersailles-Rive-Gauche Château行きの列車名"VICK"に乗りましょう。同じホームから"GOTA"、"NORA"、"SARA"などに乗ると、違うところへ連れて行かれてしまいます。Versailles-Rive-Gauche Château駅そのものは終点なので列車を間違えなければ大丈夫です。また、最近は運がよければ内装を宮殿風にしたヴェルサイユ列車に乗れるかもしれません。
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