あらためてPlop

ThinkPad R40eはUSBメモリからブートしないようなので、久しぶりにPlopの登場です。非常に簡単です。
Plopのサイトからダウンロードして展開し、WindowsディレクトリにあるInstallToBootMenu.batを起動するだけ。
plpbt.binをコピーした上でplpbt4win.ldrを利用してそれをブートメニューに登録してくれます。
次回起動時はWindowsXPと並びPlopが出ますので、OSをインストールしたUSBメモリをさしておけば、そちらからブートできるようになりました。
あまりにも簡単すぎて、画像もありません。(^^;)
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USBからブートできるPLoPのお勧め

パソコンは電源を入れると、大雑把に言って次のように起動します。

1.本体の基盤に装着されているBIOSを使って基本的な初期化を行った後設定に従って内蔵のハードディスクの先頭部分などからブートローダーを読み込む。

2.ブートローダーはさらに設定に従って内蔵ハードディスクのいずれかのパーティションの先頭部分からOSを読み込むためのカーネルローダーを読み込む。

3.カーネルローダーはOSを読み込む。

古いパソコンの場合CD-ROMなどの光学ドライブがなかったり、USB端子は存在するものの1のBIOSによる読み込みが内蔵ハードディスクとフロッピードライブに限定されていたりしす。最近のパソコンであれば起動時に光学ドライブやUSB接続のストレージなども読み込めるため設定の幅も広がるのですが、古いパソコンに最近の規格を期待しても無理なわけです。

そのため、OSの入れ替えなど根本的なところで作業をしようとするといろいろ不便なことになります。OSの再インストールといえばたいていCD-ROMですし、LinuxではOSをUSBに詰め込んで内蔵ハードディスクとは無関係に起動できたりするのですがそうも行きません。

そこでお勧めなのがPLoPブートマネージャーです。これを使うと1の段階にUSBドライブを加えることができます。PLoPを内蔵ハードディスクがフロッピーのどちらかにインストールして、そこから起動できるようにすれば2以降にUSBドライブを選べるようになるわけです。

具体例その1:内蔵ハードディスク及びフロッピーのみあるノートパソコンで、PLoPをフロッピーにインストールし、そのフロッピーで起動してからLinuxをインストールしておいたUSBを読み込みLinuxを起動する。Plop Boot Manager Downloadsから最新版をダウンロードし、plpbt.imgをRawWriteなどでフロッピーに書き込むといいでしょう。

具体例その2:外付けフロッピー及びCD-ROMドライブを紛失し内蔵ハードディスクしかないノートパソコンで、PLoPをハードディスクにインストールし、内蔵ハードディスクでの起動の途中でLinuxをインストールしておいたUSBを読み込みLinuxを起動する。
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