チーズその6



MAROILLES A.O.C. 下左。PICARDIE産、殺菌牛乳製。1/4カットで6.84E。ウォッシュタイプ。前回のものと比べると皮のにおいは穏やか。味と食感は典型的なウォッシュタイプですが、あまりクセはありません。皮ありでもOK。

BLU 61 上左。イタリア産、生牛乳製。48E/kg×255g=12.24E。ブルーチーズですが中のアオカビは強くなく、赤ワインでウォッシュしたもの。当然赤ワインの風味があり、皮も食べられるのでちょっと赤ワインを飲んでいるような気分になります。右の果実はブドウではなくカシスで、ホールの時はチーズの上に載っていたもの。(参考

MARGOT A LA BIERE 上右。イタリア産、殺菌牛乳製。30.8E/kg×230g=7.08E。ビールウォッシュ。ソフトであまり薄くは切れません。思ったほどビールの風味があるわけではなく、牛乳の風味が残りソフトで意外においしい。ちょっと甘みもあります。今回の中では1番の好み。

SPEZIATO 左。イタリア産、生牛乳製。45E/kg×250g=11.25E。トリュフ風味。全体的にチオール臭があって個人的にはダメ。一度に大量に食べてはいけない気がします。

TOUR 下右。Bourgogne産、生山羊乳。1/4カット4.5E。ハードタイプ。粒が生成されるほどではないがうまみがあります。日本人にはこういううまみのあるやつが合うと思います。

カットしたのがこちら。MAROILLES(下右) 、TOUR(上左)、BLU 61(下左)は場所が入れ替わっています。
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ガレットとクレープ

ひとつ前のエントリーのとおり日曜日にエトルタへ行ってきたのですが、その時のお昼はこれ、ガレットとクレープにしました。
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じゃあパリは?ということになるのですが、2012年のル・フィガロにお勧めリストが載っていますね。そのうちそちらも行きたいと思います。
ガレットやクレープはブルターニュ地方が有名で、エトルタに行ったときはサンラザール駅から列車に乗りましたがブルターニュ地方への玄関口はモンパルナス駅らしく、モンパルナス駅近くにクレープの店が集まっているそうです。
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エトルタ

エトルタへ行きました。

【行き方】
パリのサンラザール駅からインターシティでルアーブルまで約2時間、さらにそこからバスで約1時間かかります。乗り継ぎの時間が約30分あるのがちょっとネックです。

バスの時刻表は、Ligne 24 - Le Havre/Etretat/Fecampで、LE HAVRE / La Station / Gare SNCFからETRETAT / Mairieまで乗ることになります。この時刻表は、Joursのところが曜日で、LUN AU VENは月曜日から金曜日、Samは土曜日、Dimanches & Fetesは日曜日と祝日を意味します。
また、PERIODE DE VALIDITEが時期で、PS学校がある時期のみ、TAは通年、ETEは夏期のみ(2012年なら7月9日から8月26日)です。
ちなみに学校のカレンダーを見るとEtretatはZONE Bですね。

さて、本数が非常に限られているので、これで乗りたいバスを調べてから列車の切符を買います。列車をParisからLe Havreまでとして調べます。直前に買おうとすると、Tarif normalの高いものしかなく、またこの値段のものは直前に駅で買えます。一方2週間前くらいなら安めのPrem'sが買えますので、インターネット(または駅窓口、駅の券売機など)で買っておくのも手です。ただしこのPrem'sは一方で変更、返金がききません。
パリから乗るとルアーヴルは終点なので、直通に乗れば間違えることはないでしょう。

なお、ルアーヴルの駅のトイレは有料(20サンチームのコインを入れてドアを開ける)ですが、次の人のためにドアをちゃんと閉めず半開きにしておくのがマナー(笑)なのか、ドアが半開きで無料で入れました。また、駅構内には大したものがありませんが、川を渡った先10分くらい行ったところにDOCKSという大規模モールがあり日曜日も含め毎日夜8時までやっているのでそこで時間をつぶすことができます。

バス停は列車を降りて正面突き当り左の出口から出たバスターミナルにあります。Bレーンで、たぶん発車10分前くらいには来るはず。料金は運転手に行先を告げて払うのですが、どこまで乗っても2ユーロのようです。
バスを降りるところはエトルタの市庁舎前ですが、ここは利用者が多いらしく自動的に止まり、その他の停留所は利用客がいなければスキップする模様です。市庁舎を正面に見て左脇の通りをまっすぐ進めば海岸に出られます。観光客が多く土産物屋やレストランでにぎわっています。
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【見どころ】
海岸に出ると結構波の強い小石の海岸があり、左にアヴァル断崖、右にアモン断崖が見えます。両方とも、結構上り坂はきついですが距離はそんなにありませんので、15分少々で断崖の上まで登れるはずです。アヴァル断崖の先端にあるいわゆる「エトルタの針」の全容はアヴァル断崖を登りきらなければ見られませんし、絵画的な美しさを見るためにはぜひその先まで足を延ばして南西側に回ってください。IMG_1471.jpgIMG_1443.jpg


ちなみに、バスを降りた交差点に小さい標識があるだけですが海岸の反対方向に歩くと10分弱でアルセーヌ・ルパンの隠れ家に着きます。ルート的にはバスはその道を通ってルアーヴルからエトルタまで来たのですが。ルパンの隠れ家は渡されるハンドセット(英語かフランス語)のガイドに従って家の中をめぐっていくもので、日本語はありませんから英語かフランス語がわからないと面白くないです。また、入り口のチケット売り場では、出身国のチェックをしていました。聞かれもせずに日本人にチェックするのが見えました。
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ここではいくつかの名画を見ることもできます。下の絵葉書には映っていませんが、モナリザの本物を見ることもできます。(笑)
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