スペイン旅行(バルセロナ)

iPhoneがネットワークにつながっていると有用性がぐっと上がりますので、バルセロナでもプリペイドSIMを入手しました。

yoigo.jpg

購入した場所はカタルーニャ広場の近くのyoigo。30ユーロかかりました。今回は二泊三日の予定なので少々割高ですが、試用という意味も含めてです。写真でもわかる通り、SIMをお店の人がSIMカッターであっさり小さくしてくれました。

ちなみに、パリに戻ってからYoigoのサイトで確認すると新しい電話番号の場合SIMは20ユーロのようですから、これにさらにチャージ税込み10ユーロ分がとられたことになります。
SMSの通知によれば、最初のSIMカードで税別20ユーロ分(どういうわけかこれは税別)がチャージされ、さらにその後税別8.47ユーロ相当(税込みにすると10ユーロ)がチャージされたとありました。これから、月8ユーロで500MB分インターネットが使えるオプション分が引かれたため、残高が28.47ユーロということになります。Mi Yoigo(キャリアの残高等照会サイト)で確認することもできました。スペインのVATは18%でのはずですが、内税表示だったり外税表示だったりで、わかりにくいところがあります。
このまま放っておいても、6月までは毎月8ユーロがチャージから引かれる代わりネットが使える計算になりますが、それまでにまたスペインに行く予定はないので少々もったいないです。

さて、買ったあとはイタリアと違いいきなり渡されるだけで通話確認は自分でやる必要がありますし、microSIMを交換するためのピンなども自分で準備する必要があります。PINロックもされていますから、写真のとおり自分でスクラッチして確認が必要です。また、ネットにつなぐためにはアップルのサイトの説明にある通り、「設定」>「一般」>「ネットワーク」>「携帯電話データネットワーク」でAPNをinternet、ユーザ名とパスワードをyoigoと設定する必要がありました。(参考サイト。ちなみに別のサイトを見るとユーザ名とパスワードは不要の気もしますが、そちらは試しませんでした。)

というわけでこれまでの実績からロックフリーのiPhoneがあれば、
フランスではOrangeのプリペイドSIMであるmobicarteでIntenet Maxのオプションをつける、
イタリアではTIMのプリペイドSIMを使う、
ことで活用できることがわかりました。


さて、アプリについては、いつものようにApp Store 旅行でアプリ探し。(iPhoneならもちろんApp Storeです)
スペイン語については、yubi_s.jpg指さし会話スペイン touch&talk(LITE版)について、今回はピックアップされているページが役に立ちそうでした。また、lingopal_s.jpgLingopal スペイン語 LITE - 喋るフレーズブックnemo_s.jpg無料スペイン語 - 必須フレーズも参考に。
交通手段については、tmb.pngTMBがアプリではありませんが、市内交通のポータルサイトでそこそこ使えます。また、trenes.jpgTrenesは公式アプリではないようですが、列車の時刻表を検索するのに使え、フィゲラスのダリ美術館への往復に活用しました。バルセロナ市内は残念ながら検索できません。
なお、今回は活用しませんでしたがgalileo.jpgGalileo Offline Mapsはオフラインで地図が使えるようになります。あらかじめその地域の地図を閲覧しておくと、iPhoneの中に保存しておいて、後で表示できるというわけです。

最後にスペイン語ですが、実践的な挨拶はいつでも会ったときには「オラ」、なにかしてもらったら「グラシアス」、一つ・一人で「ウノ」、はい・いいえ「シ・ノ」で済みました。(笑)
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クレーム・シャンティ

シャンティ城のクレーム・シャンティ。ちょっとピントが甘いですが、奥のイチゴと一緒のほうです。タルトタタンの上のはバニラアイス。普通の生クリームでしたが、見てのとおりカラフルな砂糖のようなものがかかっていました。
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シャンティ城内のレストランで出しているデザートは、全てこのクレーム・シャンティが添えられている、とメニューに書いてありました。
タルトタタン単体で8ユーロ、コーヒーが2.5ユーロですが、セットメニューにすると9.5ユーロで済みます。別々に頼みましたが気を利かせてセットメニュー(FORMULE SALON DE THÉ)にしてくれました。

ちなみに、庭園のル・アモーのほうにあるレストランはもっとこしのある、クロテッドクリームみたいなクレーム・シャンティらしいのですが、そちらは11月から3月頭(うろ覚えですが確か張り紙では3月4日)までクローズとのことで、食べることが出来ませんでした。

それから、駅(Gare)と城(Château)との交通機関について、徒歩ですと30分以上かかり結構歩かされますが、それ以外に日曜日以外ならバスもあります。当該路線のページの中に時刻表(Fiche horaire de la ligne)と路線図(Plan de la ligne)がありますし、パンフレット状にしたPDF版(Horaires DUC (Document Acrobat P.D.F. - 2790 k.o.))もダウンロードすることができます。Chantillyエリア内は無料のようです。

ただし、曜日によって運行状況が変わります(PDF版でカラー地のところ)は要注意。たとえば2011年12月12日版だと、平日の往路で毎日運航しているのは9:11,10:15,12:32,13:46,15:05だけです。同じく復路は9:44,13:15,14:20(この時間はパリ行の列車に接続していない),15:39です。
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チーズその3



上左から
"ST. NECTAIRE AOP FERMIER" AUVERGNE(オーベルニュ地方産) vache cru(生牛乳) 20.80†/kg×180g とろとろ。切ってしばらくすると切り口から中身が流れ出す感じ。癖がなく食べやすい。ミルクで出来ている、という感じがすごくする。皮と一緒に食べたときの食感もいい。

"ROQUEFORT AOP BARAGNAUDES" MIDI-PYRENEES(ミディ・ピレネー地方産) brebis Cru(生羊乳) 35.70†/kg×245g 相変わらず塩辛い。今回は干しブドウと一緒に食べてみました。単独では塩味が強すぎてだめですが、甘いものと一緒だとだんだん慣れて、クセになる感じ。初回にハチミツと一緒と書きましたが、ジャムというのもありのようです。しかしそうすると、単体で楽しむのは至難の業・・・

"PAVE CORREZIEN" Auvergne(オーベルニュ地方産) vache cru(生牛乳) 32.00†/kg×255g 外皮がすごい。砂のようになっています。意外に塩味があるので薄めに切ったほうがおいしく、うまみをより感じられる。ただ、薄く切ろうとしても結構ぼろぼろになってしまうので、それをかき集めます。

下左から
"MOTHAIS A LA FEUILLE" POITOU-CHARENTE(ポワトゥ・シャラント地方産) Chèvre Cru(生山羊乳) 一個5.80 柔らかく、癖がない。食べた感じはとろとろではなく「むにょっ」とした感じで、粒と液体の中間?外皮に独特の風味がありアクセントになっている。くるんでいるのが栗の葉だそうですから、そのためかな。

"KALTBACH" Suisse(スイス産) vache cru(生牛乳) 32.00†/kg×245g 一瞬栗っぽい味が。旨味があるが、意外に塩味もあるので、大きな塊で食べないほうがいい感じ。好みは人によってそれぞれですが、私はこのての旨みのあるやつが好きです。

今回はフランス産に加えスイス産が一つ入っています。
ロックフォールが塩辛いのはわかっていましたが、それ以外にも結構塩味を感じるものがあります。多くても1†2パーセント程度ではあるようなのですが。
また、AOPは欧州全体での品質表示ですが、特定産地産保証ということでAOCと同じと考えていいようです。
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