パリ旅行・空港から市内へ

ツアーに参加してパリに来るのであれば移動の足について何も心配する必要はないと思いますが、最近はネットで航空券やホテルが手軽に予約できますし、自分で旅行を組み立てることも多いと思います。

旅慣れた人にはいまさらの情報ですが、日本から飛行機でパリに来るときの空港から市内への移動方法をまとめておきます。

直行便でフランスに入ると、シャルル・ド・ゴール空港に到着します。キャリアによって、JALならターミナル2E、ANAならターミナル1でしょう。そこからパリ市内に入るあまり面倒のない方法としては以下のものがあります。

ロワシーバス
空港エリアを出ると、パリのど真ん中オペラ座の横までノンストップでアクセスできます。運賃も10ユーロと手軽です。
ただ市内に入りますので、夕方などラッシュ時に当たってしまい、普通なら60分程度で着くはずがその倍以上かかったこともありました。また、二両連結バスで比較的大きいですが、車内に設置された荷物エリアにスーツケースを自分で置く必要があるため、場所探しに苦労したり重い荷物を持ち上げる羽目になるかもしれません。

エールフランスバスその他リンク
L2がパリ市内行きです。こちらもノンストップ、名前はエールフランスバスですが誰でも乗れます。運賃は17ユーロとちょっと高め(往復で買うと少し安くなります)、ポルトマイヨに止まった上で、最終的に凱旋門に着きます。ホテルが西側の人にはいいかもしれません。
このバスのいいところは、特にポルトマイヨまではほとんど渋滞にぶつからないため時間が読みやすいことです。(それでも、高速道路でスタッド・ド・フランスの分岐点あたりでは渋滞に巻き込まれることがありますが。)また、専用バスのため座席下にラゲッジルームがあり、係りの人がそこに積み込んでくれます。自分は観光バスのように上側の座席に上がって座るだけです。
ちなみに、運賃は乗車時に現金で支払うしかありません。普段ほとんどクレジットカードつきのカルトブルーで生活している身にとっては不便なシステムです。

●RER B線
パリの近郊列車RERのB線は、CDG空港が始発です。これに乗っていけば北駅、レアル、サン・ミッシェル・ノートルダムなどの駅を通ります。
ただこの列車は空港専用というわけではなく車両は普通のものですし、サン・ドニを通るせいかこのB線はほかの線に比べ客層が悪いといわれています。夜間の利用や、女性だけの場合は利用を避けたほうがいいかもしれません。
また、場所によっては階段にエスカレーターがなく自力で重い荷物を担ぎ上げる必要が出てくる可能性もあります。そもそも、エスカレーターがあっても故障で止まっていることが良くありますし。
運賃は9.25ユーロと少し安いのですが、少しチャレンジャー向けの方法かもしれません。

●タクシー
ある程度人数があるなら、さっさとタクシーに乗るのも手です。市内まで多分60ユーロかからないと思います。運がよければ40ユーロ台ということも。

ほかに路線バスもあるようですが、慣れた人向けですね。
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日曜日のショッピング

カトリックの国では日曜日に店がしまっていることが多く、パリもご多分に漏れず法律によって日曜日の開店が厳しく制限されています。

でも旅行の日程でどうしても日曜日にパリでショッピングを楽しみたい、なんていうこともありますよね。

食料品などは探せば日曜日、特に午前中は開いている店が結構あるのですが、それ以外にも「観光地区」に指定されているエリアではショッピングができる店が結構開いています。

具体的には、

  • シャンゼリゼ通り
  • サクレ・クール寺院の西側にあるアベス通り(Rue des Abbesses)界隈
  • ノートルダム大聖堂北のアーコル通り(Rue d'Arcole)
  • マレ地区メトロ駅ランビュトー(Rambuteau)からヴォージュ広場までのフラン・ブルジョワ通り(Rue des Francs Bourgeois)
  • リヨン駅北側ドメニル通り(Av. Daumesnil)沿いのヴィアデュック・デ・ザール(Viaduc des Arts)(←ここは行ってみましたがやっているようには見えませんでした。そもそも美術系の店舗ばかりですし。)
  • ルーブル美術館北のリヴォリ通り(rue de Rivoli)、ルーブル下のカルーゼル・デュ・ルーブル含む
  • メトロ駅サンジェルマンデプレ近くのサンジェルマン大通り(Boulevard Saint-Germain
です。また、メトロ駅14番線Cour Saint-Émilion駅近くのベルシー・ヴィラージュ(Bercy Village)もあいています。
ちなみに、ベルシー・ヴィラージュはショッピングモールみたいな感じ、ほかは通りに面した個別の店舗が好き勝手にあいてます。

今日2012年7月15日(日曜日)に、このうちサクレ・クールとマレの様子を取ってきたのが以下のもの。
アベス通りの一本北側の通り、Rue Yvonne le Tacの様子。
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Rue des Francs Bourgeoisの様子。正面奥にはヴォージュ広場が少し見えています。
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